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カテゴリ:Jazz
Cassandra Wilson "thunderbird" 2006年 Blue Note R. USA盤 ずっと気になっていたCassandra Wilson。とうとうというか、やっとCDを手に入れました。 ジャケットは、渋すぎます。まるで、Diana Ross のような出で立ちで写真をコラボレートされています。 ジャンルはJazzですが、Jazz〜R&Bかな。Blue NoteもとうとうJazzという枠を外れたジャンルを開拓し始めたな、という感じです。 さあ、さらっと聴いていきましょう。 1. Go to Mexico 2. Closer to You 3. Easy Rider 4. It Would Be So Easy 5. Red River Valley 6. Poet 7. I Want to Be Loved 8. Lost 9. Strike A Match 10. Tarot 全体を聴いて感じたこと。Vocalが太い、太すぎです。デビュー当時にBoot屋さんで聴いた記憶ではもっとクリアーだったような・・・ま、いいか。 1曲目”Go to Mexico”バックのボーン、ボーンというのが何となくJR九州のマイア平沢さんの曲のように聞こえます。 2曲目”Closer to You”なんという低い声、Vocalなんでしょう。Jazzカルテットに低い声でボソボソ、訴えかけるようなVocalがSadeのようにも聞こえます。聴き込むたびに魅力的になります。これなかなかいい雰囲気。 3曲目”Easy Rider”Jazz+Blues的な作品です。南部地区をバイクでゆったりぶっ飛ばす的な作品。 4曲目”It Would Be So Easy”もうこれは、Jazzでは無い!完全にSoulです。 5曲目”Red River Valley”GuitarのイントロのあとにCassandraのSolo Vocal。透き通った南部の平原に響き渡る、ちょっぴりカントリー系を足したような Vocalですが、うーん。 6曲目”Poet”なんか、これは南部Soul系+Bluesだなー。瞼を閉じてゆっくり聴きたくなる。 7曲目”I Want to Be Loved”1960年代のBluesかなー。B.B.kingを思い出してしまいます。 8曲目”Lost”わー、これは涙が溢れ出しちゃいそうな甘ーい、メロディー。聴きものです。もう100点満点!!! 9曲目”Strike A Match”イントロのDramsが激しすぎ、でもStringsがうまーく混在してます。まるでクラシックの短編交響曲を聴いてるみたい。 10曲目”Tarot”Sadeに雰囲気がにてます。ハモニカが70年代Soul感を醸し出しています。 お気に入り度:7.3 厳しいかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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