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Stevie Wonder "Music Of My Mind" ２０００年（オリジナル＝１９７２年）　Tamla Motown USA盤

ジャケットは、若かりし頃のStevieの横顔。サングラスに自身が映り込んでいて渋いっ！
もちろんジャンルはSoul。Jazzテイストたっぷりの構成ですね。

１９７２年頃からリアルタイムでアメリカのHIT-Chartを聴き始めた時に、収録されているSuperwomanをしっかり聴いていたんですが、なぜかAlbumを買い漏らしてますね。多分、アメリカでヒットして、しばらくしてから日本で発売されるという日本ではリアルタイムですが、本国では次の曲がリリースというパターンだったんでしょうね。このAlbumの後に発表された”Talking Book”は購入してます。で、勘違いですが”Superwoman”は、"Talking Book"に収録されていると思ってました。（笑い！）

で、名古屋地区でもOn AirされているFM局のInter FMの早朝の番組で、１曲目のJazzテイストたっぷりのLove Having You Aroundが流れていて、「あれ？Stevie Wonderって、新しいAlbum出したのか？」と・・・帰宅してから、検索したら１９７２年？？？

うーん、リアルタイムで聴いていたぎりぎりのところで聴けなかったパターンですね。
さあ、さらっと聴いてみましょう。

1. Love Having You Around
2. Superwoman
3. I Love Every Little Thing About You
4. Sweet Little Girl
5. Happier Than The Morning Sun
6. Girl Blue
7. Seems So Long
8. Keep On Running
9. Evil

１曲目”Love Having You Around”イントロでママ、ママ、ベイベー・・・うーん、これは完全にJazz-Soulですね。ところで、Srevie の声が若いけど、シャウト感もあって、ちょっと慌て気味のメロディーですがしっかり声が出てる。とても４０年以上前の楽曲とは思えない。
２曲目”Superwoman”記憶では、Single-Cutされたんですが、年間のTop100には入ってないですね。宇宙空間に放り出されて浮かんでいる感覚の曲です。もうこの頃から、壮大な感覚の曲を制作していたんですね。素晴らしい！
３曲目”I Love Every Little Thing About You”うーん、最後が賛美歌っぽいかな。
４曲目”Sweet Little Girl”ハーモニカがブルースっぽいな。最後はなぜか、けだるさ満点。
５曲目”Happier Than The Morning Sun”珍しく軽い、フォークソング？ちょっぴりカントリー？のような曲ですね。

６曲目”Girl Blue”Drams、PercussionがAfricanですね。Vocalがちょっぴりこもっていて不思議感がある。
７曲目”Seems So Long”この曲は、Liveでやってほしい。ゆったり流れるJazzって感じ。いいっ！
８曲目”Keep On Running”Higher Groundにちょっぴり似てますが、これはGuitarのせいか？女性Background Chorusが何となく、Gospelに近い感じがする。うーん、激しいな。
９曲目”Evil”バラードです。シンセが古さを醸し出しちゃってます。ま、４０年以上前だから仕方ないか。

お気に入り度：７．４

7曲目のSeem So Longを聴いてみますか。



以前、JazzのAlbumをリリース予定との報道もあったんですが、出ませんでした。ぜひJazzを！Jazz Album出して欲しいな。って、思っているのは私だけか。Crazy Letterなんか最高の水準でしたねー。