2009年06月の記事一覧 | ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

寝ておきる

　最近の生活パターンは「寝て起きる」２１時～２２時の間に少し寝込んでしまい、日付が変わるころおもむろに起き出しPCの前へ。力尽きるまで色々考えて倒れこむと言うパターンだ。健康に・・・は良くないかな。だろうねぇ。　キング・オブ・ポップ、MJの突然の訃報から２日。死因に関して世の中騒々しい。犯罪性はないとのことだが、遺族側は独自の検死を行うらしい。スーパースターはなかなか眠れないようだ。　ふと思いついてiTuneにアクセスしたら、あっと言う間にランキングがあがっていたMJ。さすがだ。追悼盤で一儲けという輩は早暁出現するだろうし、それこそショービジネスの最たるものと言えるだろう。まぁ「そんな世界」なのだ。それはそれで良しとしなければならない。　その風に乗ると言うか、自分もMJのアルバムをと考えている一人。LPで持っているのはもちろん「スリラー」。ベスト盤も新たに企画されるだろうから、その辺りの動きを注視したい。当面は以下のCDか？《送料無料》マイケル・ジャクソン／バッド(CD)【送料無料選択可！】オフ・ザ・ウォール / マイケル・ジャクソン《送料無料》マイケル・ジャクソン／スリラー(CD)

演奏会に向けて

　８月の記念定期演奏会に向けての準備が着々と進んでいる。今日はポスターが完成。練習前に集まって、みんなで封筒に入れ作業。メール便で近隣の小中高校へのDM作戦だ。これから徐々に街中にポスターが掲示されるはず。だんだん盛り上がってくる感じだ。　そうは言うものの練習の中心は来週末のふれあいコンサート（中学校とのジョイントコンサート）の曲が重点的になってしまう。毎年毎年同じような気ぜわしさを感じつつ、同じことをしてしまう悪循環？に少々辟易する。困ったもんだ。同じ失態を繰り返してはいけないよなと猛省。　練習後にプログラムの編集に関する打ち合わせと音響照明プランに関する打ち合わせ。プログラムは全面的に任せられる人がいるのでタイムスケジュールの確認、原稿締め切りの決定などを行う。演出に関する面はこれから追い込まないと厳しくなりそう。ステージ上の画像が浮かんでこないと厳しいと思う。最近の人は絵コンテとか描かないからなぁ・・・時代かな？でも基本は大切だと思うけれど。　やっぱり帰宅は深夜。まぁ、夏の夜を音楽のことで過ごせるのは幸せなことだと思うからヨシとしよう。　ジャズに関するネタを少し書き溜めておかないと・・・蛇図日記なのにね

巨星墜つ

【送料無料選択可！】キング・オブ・ポップ -ジャパン・エディション［期間限定生産］ / マイケル・ジャクソンそう遠くはないとは予想していたが、ここまで早いとは思わなかった。キング・オブ・ポップの称号を持つマイケルは心臓を鷲掴みにされて天へと召されて行った。享年５０。短い人生に思えるかも知れないが、常人の何倍もの密度の人生を生き抜いたと思う。金と名誉と栄光と挫折とスキャンダル。ありとあらゆる経験をしたマイケルは、世代の違うビートルズのメンバーのその後と重なって見える部分がある。何でも手に入ることが幸せではないということを教えてくれた反面教師でもあったなぁと違う視点からも感慨深いものがある。　もう誰も追いかけてこないし、嫌な連中とも会わなくて済むマイケル。正真正銘のネバーランドへと逝ってしまった彼の冥福を祈るのみだ。

最近のMP

　色々なジャンルを吹かなければいけない吹奏楽の世界。営業の世界。サックス奏者というのはある意味「なんでも屋」だ。プロフェッショナルな方々であれば、音色をコントロールしつつ、いつも使っているマウスピースで演奏をするのかも知れないが、一般人としてはなかなか厳しい状況にある。　吹奏楽をやっている人たちの常用MP（スタンダードと言って良いだろう）はセルマーの星ひとつと言い切っていいだろう。猫も杓子も、特に中学校の演奏会やコンクールを見に行くと１０人中８～９人はセルマーのMPを使っている。まぁ、それだけ品質、精度に問題がなく演奏の守備範囲が広いと言うことなのだろう・・・でも待てよ？本当にそんなにいいMPなのだろうか？自分もずいぶん昔（レッスンに通っていたころ）に使っていた思い出があるが、いつの間にか違うMPへと移行していった気がする。　と言うわけで、久々に買った中古の星ひとつMP(笑）。純正のリガチャーも買ってしまった。何と今の純正リガチャーは「一点締め」だ。ほぉ～セルマーもそんな時代なのね。でも、ロゴがリード側に移ってしまっている。見栄えは半減だなぁ。送料無料！セルマーマウスピースAltoSax.用当社特製！Newセルマーリガチャー《ピンクゴールドプレート》for Alt.Saxとにもかくにも吹いてみる。ふ～ん。こんなもんだったっけ？確かに吹きやすい。リードを選ばない。今回はバンドレンの青箱（トラデショナル）２半と３で吹いてみた。音の立ち上がりもまずまず。音程も取りやすい。オープニングもそれほど狭く感じない。フェイシングは逆に長く感じる。若かりしころに吹いていたセルマーMPは「縄目」と言う模様がシャンクの部分に付いていたが、最近復刻版（なんでショートシャンクを出さないの？変だよセルマー社）が出て復活している。今回のMPは直線的なシャンクだ。　しばらく吹いていると、やはり不満だ。　音程はとり易いが、幅がつけにくい。まぁ、クラシックや吹奏楽に特化してしまえばピッチベンドや過度のヴィブラートなど使わないので問題ないだろうが。　ある程度の息の強さまではスルスルとスムーズに流れて行くのだが、あるポイントを境に息の戻り（抵抗感）がぐんと強くなる。俗に言う「詰まった」感じだ。ある程度肺活量＆力がある人はくれぐれもオーバーブロウしないように気をつけないと喉をやられてしまうかも知れない。注意が必要だ。　小一時間ほど吹いてみての感想は、やはり初級から中級位までの人が使うといいかな？と言う感じだ。ある程度ふけるようになってしまえば音量や音色の好みに合わせて、もしくは客観的に自分の音を分析して、固い音で嫌だなと思ったらラージボアで柔らかめの素材（セルマーも柔らかいが）にするとか、ほんのちょっとだけ開きを変えてみる（例えばDあたり）とかしてみることも必要だと思う。エッジを立てたければチェンバーの小さめのものに変えるとかしてみるのもいいだろう。ただし、スモールチャンバーはコントロールが難しいので初心者には勧めない。ハイバッフル系のMPに関するレポートは後日に。　因みに現在の私のメインMPはこれ国産ハイクオリティマウスピース！新品アルトサックス用マウスピース　ヤナギサワYANAGISAWA AS METALalto saxophone　作りもよし、メッキもよし、リガチャーもよし、音量の幅も出せて当然ピッチもとりやすい。音色も作りやすいので幅広いジャンルでの演奏が可能だ。吹奏楽、クラシックでメタルがNGだと思っている方、歴史的にも間違った認識なのでくれぐれも固定観念を持たないようにした方がいいかも知れない。