日々徒然
年度末は年末よりも忙しい。忙しいからといって景気が上向いていると言うことは無く。それぞれに予算の限られた仕事が舞い込んで、それを丁寧に仕上げていくと言う作業の繰り返しだ。 おまけにあちこちから所在不明、意味不明の電話はかかってくるし、いい加減嫌になる。よくもまぁ、あれだけ相手のことを考えずに電話できるなと言う感じだ(苦笑)。「察する」と言う言葉は日本の風土に良くあった言葉だと思うが「察することが出来ない」人が多いのも事実。何度も言い続けているのが「忙しいから」「接客中なので」「興味がないので」「時間の無駄ですから」・・・なんと言う非生産的な時間だろう。なんの役にも立ちゃしない。増えるは着信拒否の番号ばかりなりか? 政治の分野では「勘違い」した自称「大物」どもが、こちらも訳の分からない発言や行動の繰り返し。一国をまとめようとする人間が、たかが「党内」をまとめられないで何が出来ると言うのか?こういうのを「勘違い」と言うのだ。日曜大工も出来ない親父が家を建てようとする無謀さに似ている。政治は「自論」にどれだけの人間を引っ張りこめるか、賛同させられるかが勝負の分かれ目ではないか?身内(党内)の反乱分子や反対意見をねじ伏せて党内を一致させて国民にメッセージを送る。これが出来ずに、な~にが日本だ。日本はそんなに限定された人間だけで動いてるのではない。 鳩の弟は、おこがましくも「龍馬」だそうだ。一万歩譲っても「悪代官」の顔でしかないだろう???どんな美意識で動いているのか?マークが無限大に広がる。夕方5時前に黄門様の前にひれ伏して、最後はやけになって「切れきれ~~~!」と叫んでいる方が似合っていると思う。 そんな訳で(どんな?)現実逃避ではないが、いい音楽を聴くようにしている。先日、久々にショップでジャズのCDを探していたのだが、いわゆる初心者向けのべたなスタンダードCDしか並んでいない状況に寂しくなってしまった。 ショップ側も、この不況では(ましてやネット販売が横行する世の中では)在庫を抱えて売ることが苦しいのは分かるのだが、問題は初心者の育成なのだと思う。 モーニンを聞いた後は何?コルトレーンのバラードを聞いた後は?ワルツ・フォー・デビーの後は?「ここから」面白くなるのに、その「ここから」のCDが店頭に無い様な気がしてならない。まぁ、他のジャンル(クラシック等もそうだが)も変わらないかな?