楽器は選ばないと
久々のアップ。今年から専門学校に進学した息子が、私の愛器YAS82Zを持って行ってしまった。進学にはお金がかかり、とても自分の楽器を買う余裕もなく、かといって自分の音楽活動もままならないので奥さんに無理を言ってヤマハの中古楽器YAS-32IIを手に入れてしばらく吹いていた。さすがに世界のヤマハ。管体の設計自体は全機種においてほとんどかわりがないので、まず音程がいい。もちろん調整による「クセ」はあるのだが、それでも総じて安心してアンサンブルに参加できる。 春先から、このセッティングで練習していたのだが、吹奏の練習に出た後に奥さんが「音が小さくない?なんか音が飛んでこない感じがする」といい始めた。彼女は同じバンドでフルートを吹いているので、私からさほど遠くない場所で演奏しているのだが、私の音が以前よりも小さくなったというのだ。 ふむ。こちらとしては以前と変わりなく目一杯に近い形で演奏しているのだが、自分としては抵抗感がきつめの楽器になって、それはそれで満足していたのだが、なんだかリードが合わない。今までは相性のよかったMPで吹いていて、今までと同じリードを使ってみるのだがともかく悩む。 時間が経って夏休み。息子が楽器を抱えて帰ってきた。そこで、その楽器を持って練習に参加して納得。 やっぱり楽器はいいものを持たないと・・・(汗)40年余りあまたの楽器を吹いてきた現時点での結論がこれか?と思われるかも知れないが、やはり良いものは良いのだ。 失敗と試行錯誤から学ぶ。これが大事。そして楽器道?wの道のりは長く険しい。そして楽しい。これからも楽器を続けながら、より良い音とプレイを目指しながら日々努力を繰り返し、この道を楽しんで行こうと思う。 で、コレと同じ型番買いました(汗)【中古】アルトサックス YAMAHA(ヤマハ) YAS-82Z(初代) #C50xx9