ぶんぶくの湯・笠間、桜井館の後・真壁 2018.9
10年ぶりに古い町並みを楽しみに、真壁にいきましたら、きれいな歴史伝承館がたっていて街も古さが少し変わってしまったような気がしました。山の宿桜井館はどうかと思い、山に入ろうとしたら、看板が残っていて、安堵して、あの異次元の時代をまたいだような空間を思いだして行きましたら、きれいな施設にかわってました。見晴らしの丘うり坊とのことで、洋風に一変し、小ざっぱりした宿泊施設になってました。あの奥まって降りていく石造りの風呂は、消えてしまったようです。かわりに、立派な風呂がパンフにありましたが、宿泊者用だそうです。 10年前の自身のコメント「フロントのホールには、寅さんや健さんの映画ポスターパネルが、積んであったり、年代ものの彫り物の置物があったりで、異次元です。風呂上がりには、年配のおかみさんが、急須と湯呑をお盆でだしてくれました。時間と空間が傾いたような旅館です。 」 残念で、11年前に行った笠間のぶんぶくの湯は、どうかと遠回りしてみたら、変わらず残ってました。鉱泉の沸かし湯で、肌になめらかな湯との印象でしたが、かわらず、やさしいさっぱりした湯でした。近在の人が広間でくつろいでまして、時間が止まっているかのようで変わりないようでしたが、裏を歩いていた鶏はもうおらず、代も変わったようです。 看板をみると、香り高いひのき風呂とのふれこみだったのですね。風呂の蓋が檜なのでしょう。