福山 備中、総社 2020.11
備中の総社市にある福山は、標高302mでよく整備され、市民の手頃なハイキングで賑わっていた。山裾には、古墳群がいくつもあり、市の案内を合計すると217基にのぼる。 福山城(岡山県中世城館跡総合調査報告2020はこちら)は、その山上にあり、1335年、九州から足利尊氏が攻め上がってきた時、後醍醐方との攻防になった城らしい。この城の先に幸山城址(岡山県中世城館跡総合調査報告2020はこちら)があり、1575年、備中兵乱の時、城主は備中松山城に三村勢としておもむくも、かなわず自刃したとあった。 福山城址の土塁と備中兵乱の常山合戦のあった常山が右にみえた。中央の扇状地の真ん中に備中高松城跡の緑の点が見えた。右の手前の山が日差山で小早川隆景の陣があったらしい。山に入り込む平地の西の尾根上に備中兵乱で合戦のあった荒平山が見えた。その平地に流れる高梁川の対岸に山城があった井山、城山もみえた。福山城址から常山、児島湖、岡山を望む。にほんブログ村