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カテゴリ:映画
昭和7年(1932年)からの北海道が始めた拓殖実習場の映像がみれた。
渡部昇一によれば、1930年の世界大恐慌は、米国で、自国市場から外国製品を締め出して高関税をかける立法が議会に提出されたことで、市場の不安がたかまり、株式の大暴落が起こって始まった。それから二年後、まさに英米がブロック経済を決定し、世界の四分の一をしめる大英帝国が国際自由経済から離脱。日本も「自給自足経済圏をつくるしかない」と考えたのは当然の展開と説明されている。 こんな背景がある時代の北海道での拓殖要員の育成映像なのだが、健全で生産的で明るくできている。前を向いた自給拓殖活動に見える。 中国から始まった新型コロナウイルスによる被害からの教訓として、脱中国、調達網見直し、自国生産回帰などが急務となったが、この映像を観て、自給とは、健全で全うな事であって、失ってはいけない活動と思えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2020 02:31:43 AM
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