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カテゴリ:山
吉備高原は、広島県東部から兵庫県西部まで続く台地だそうだが、ほぼ中頃の阿哲台とよばれるカルスト台地を大平山展望台からのぞけた。西方に緩やかな台地が続いていた。北には、大山の頂もみえるらしいが、生憎、雲に隠れていた。
24吋別窓表示 眼下にあるのは、有漢と言う街で、岡山高速道が南北に縦貫している。変わった街の名なので調べてみると案の定、古い地名だった。 10世紀前半に編纂された倭名類聚鈔20巻の國郡部の備中國に賀夜郡の郷の記載があった。931年から938年に編纂された辞書で17世紀の写しが国会図書館でデジタル開示されていた。 賀夜郡には、江戸時代、北政所の実家の木下家が治めた足守も表記がある。 街の名自体も、残してゆかねばいけない文化遺産らしい。賀夜郡とあるが、市町村合併前までは、賀陽町だったらしい。夜を賀すのと、陽を賀すのとでは、大分違うように思うが、音の当て字は案外に面白い。有漢は、うまとよんでいたようだが、馬でもいたのだろうか。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2024 09:08:27 PM
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