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カテゴリ:城
敗者の理
備中松山城の三村元親、その妹の備前常山城の鶴姫、阿井の渡しの山中鹿之介、備中高松城の清水宗治、戦国時代のこれらの敗者の最期は、それぞれに理のあるものに思う。命をかけた、本領安堵、家臣の助命、武士の誉れ、忠義が語り継がれ、敬われ、弔われている。 古代の温羅について鬼伝説が有名だが、郷土史に詳しいこの地の人と話すと逆に思っているようで、地域では、鬼を敬い、祭ってもいる。古代にも敗者に理があったように思えてくる。温羅ゆかりの地が残されていて、鎮魂の場のよう。 鬼ノ城に設けられた温羅の碑。24吋別窓表示 鬼ノ城の北の山中にある鬼の差し上げ岩と呼ばれる岩屋。24吋別窓表示 鬼ノ城の東門の北にある屏風折れの石垣といわれる城壁。 屏風折れの石垣は、あたかも出丸のよう。この近くに温羅の碑がある。 屏風折れの石垣から北の谷をのぞいた景色。この谷底に流れているのが温羅が流して染まったと伝えられている血吸川の源流となる。24吋別窓表示 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 27, 2024 10:52:00 PM
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