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カテゴリ:城
日差山と石井山は、備中高松城の水攻めの時の両軍の本陣跡で、眺望からすると、日差山(日差山城跡の岡山県中世城館跡総合調査報告2020はこちら)が合戦を俯瞰する位置で、石井山(石井山陣跡の岡山県中世城館跡総合調査報告2020はこちら)は、高松城をみとどけるような位置にあった。秀吉は、水攻めに際して龍王山から石井山に移ったらしい。
日差山からは、備中高松城は正面に遠望でき、手前の築堤の進捗は、霧でもかからない限り、手にとるようにわかったはず。どれほど沈痛な気持ちで水に浮いた高松城をみていたのだろう。 石井山から備中高松城は、眼下にあり、清水宗治の自刃の地は眼前にある。ここで舞い、自刃する姿は、秀吉に「武士の鑑」と言わしめるはずだ。小早川隆景も山上から遠くみとどけていたのだろうか。 24吋別窓表示 (鷹巣城の岡山県中世城館跡総合調査報告2020はこちら) 24吋別窓表示 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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