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成羽川の深い谷から岩の間をぬうような坂を高原まで登りきると、眼下に絶景が見られた。夫婦岩の広い駐車場の入り口にある圃場はひまわりで埋め尽くされていた。
高梁市によると「備中・備後北部で生産された鉄は、八鳥(現・新見市哲西町)に集められ、険しい山道を2日がかりで成羽へ運び、そこから船で川を下っていました。陸路は距離が長く、急峻な山道でたえず危険にさらされていましたが、笠神の瀬の船路開削工事により船が通るようになり、運送時間と労力が大幅に短縮されました。」と。 成羽川、その流れ込む高梁川は、古代から鉄の搬出路であったらしい。成羽川上流からの船路は鎌倉時代に開削、開通したらしいが、その船路からも見えたであろうこの岩は当時も拝まれていたのでは。 悠久の開析がなせる絶景かと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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