絵本『14ひきのあさごはん』を読んでから、コドモがお手伝いに協力的になってきました~(うれしい)
妊娠37週と5日になりました~。おかげさまで(?)まだおなかの中のコは生まれていません!ということで、今日はオススメ絵本のお話~。 14ひきのあさごはん 著者: 岩村和朗 出版社: 童心社 発行年月: 1983年07月 ISBN:9784494006199 本体価格 1,200円 (税込 1,260 円) わたしがコドモだった頃まだ出版されていなかった「14ひきのシリーズ(全11巻)」の1冊。上のコ用に取っているクレヨンハウスのブッククラブで配本された『14ひきのさむいふゆ』がきっかけで知り、その世界観に感動して少しずつ買い集めている絵本です。春向けが来た喜びにあふれている『14ひきのぴくにっく』に続き購入した3冊目。おじいさんおばあさんおそうさんおかあさんと10ひきのきょうだいで構成されている14匹のねずみ家族を描いた内容です。このねずみたちの生活って自給自足のきわみというか、食べ物の調達から始まり道具や遊具まですべて自分たちでつくってしまうんですよね~。季節ごとに自然の恵みに沿いながら家族で協力して暮らしている…。う~、理想です、理想(笑)そんなねずみ一家のあさごはんのしたく風景を描いたのが、今回の『14ひきのあさごはん』。・野いちごを摘みに行くグループ・パンを焼くグループ・シチューをつくるグループに分かれて、全員で朝食のしたくをしているんです。そこには 「俺が稼いでいるんだから」とふんぞりかえるお父さんもいなければ 「勉強さえしていればお手伝いしなくてもいい」と考えるコドモもいません。家族みんなが、自分のできることをやりながら日々を丁寧に暮らしています。ちなみにこの絵本を読むようになってからうちのコは何かにつけ協力的になってきました。というのも、絵本の中の9番目の子ねずみがまだ小さいのにおにいさんたちと一緒に野いちご摘みにでかけるんですよね。この絵本を初めて読んだとき 「ど~して"くんちゃん(9番目のコの名前)"は 小さいのに野いちごを摘みに行くの?」と聞いてきたので、 「それはみんなで協力して ごはんのしたくをしたほうが 早くごはんができるから 小さいコでも自分でできることをやるんだよ」と言ってみました。そのときは 「この絵本、もういい~」と言ってきたので、 逆効果だったかしら~(泣)と思ったのですが…。…コドモは、次の日からめちゃめちゃ協力的になりました。うう…。いじらしい…。(と書きつつ、喜んでいるあたり…笑)我が家の場合、とーちゃんが家事に協力的なので朝の時間に自分ひとりだけ遊んで過ごすのは難しいという状況もあるかもしれません。でもいずれにしても上のコがちゃくちゃくと自立への道(?)を歩んでくれているのがうれしいです。 ▼14ひきのあさごはん http://item.rakuten.co.jp/book/112606/ ▼いわむらかずお絵本の丘美術館 (作者いわむらかずおさんのサイト。眺めているだけでもなごみます。) http://ehonnooka.heteml.jp/盛本 純子