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ぶ、ブログ?(まだ言ってる)メモリッピ-ズ(だっけ)。リンゴジュースが聴きたかったなあ。そのリンゴジュースが収録されている夜空ノムコウ、スマスマ版プロモは名作でありましたね。あそこにはスマプさんの泣き所が全部あるのさ(てきとう)。さて結婚式が終わりましたよ(自分の)。以下雑感。・当日の朝は雨。前日に会場に荷物を入れたときからいっけい(我々の担当)は「晴れてくれなければケーキカットが…」。それでも我々が式場に着くころには何とか雨も止み、いっけいさんも「これで何とかケーキカットが」と開口一番。・その、いっけい入魂のケーキカット。「以前にやったときも大好評で」という話だったが、当日セッティング中のスタッフさんが「すいません初めてのことなんで」「ああっ…すいません何せ初めてなんで」とやたらとわたわたしていたのは、なぜだ。・そのケーキカットについて、打ち合わせでは「皆さん驚きますよー盛り上がりますよ、感動しますよ!」と力説していたいっけいだったが(そして渋る新郎、その辺のことはどうでもいい新婦)、いっけい違うよ、確かに驚いてたけど盛り上がってたけど、最後は感動じゃない、笑われてるよ!・ま、それ(感動じゃなく笑われてる)は、私らに責任があると言われれば反論の余地はない。花嫁の仮装感ときたら。・一連のケーキカット演出は静止している時間が多くてつらい。そら、指もさされる。・そのケーキカットをそっと見学していたカップルが一組。彼らが成約したのかどうか気になって仕方ない。だって断られていたら、それはえーとつまり私らのせいでは(きゃー)・サービスのキャプテン。別に何も悪いことはしていないのだが、ぱっと見た第一印象が「うさんくさい二枚目」(注:本当に何も悪いことはしていない)。そのうさんくさい二枚目、ケーキカットの時にナイフを持つ我々の介添えをしてくれたのだが(タイミングがくるまで一緒にナイフを持っていてくれた)、「さあどうぞ!」と手を離した瞬間が、何処かの王子様のようだった。右腕が虚空を華麗に舞っていた。ふぁっさー!と音がした。なびくマントの。・当日は、お客様より遅く起床していた(らしい)新郎新婦。まあ特に新婦など、スッピンそのまま髪でゆくので普段より楽なくらいだ。・控え室で「このひと(新郎)をオダギリジョーにしてください」と無茶を言う新婦。・控え室では意外と二人だけで待たされる時間が多い。暇になったのでこっそりドアを開けたら、四方から介添えさんなどが三人くらい「何かーっ(用事ですか?)」と飛んでくる。す、すいません。ちょっとマイケルジャクソンの気持ち。・介添えさんは控え室で「飲み物などいかがですか」と言ってくれる。「何がありますか」ときくと「オレンジジュース、ウーロン茶、あとは…オレンジジュース、ウーロン茶などがございます」と返事。「など」の部分には何があったのだろう。・宴終了後、控え室でビールを一本空けていた新郎。・やたらと説教慣れしていた牧師(素敵)。・その牧師にカウンセリングで「どうしてチャペル式を選びましたか」と優しく突っ込まれる無宗教でミーハーな新郎新婦。無言。・本当は、新郎が「人に誓う(人前式のことね)なんて、嫌」とちょっぴり人間嫌いな発言をしていたから、とはいえない。・来てくれた友達が皆おめかしをしていてくれたので、えへえへと笑って眺める。しあわせ。おめかしした甲斐があると思ってくれてれば良いんだが。・「可愛いよ!女の子みたいよ!」…みたい?・お花にもこだわる新婦ですので(大嘘)、こだわってみました会場の椅子装花(そこかい)。我ながら「誰も見ないっつーの」という完全な自己満足だったのだが、ただ一人叔母さんだけが「この椅子のリボンも」と気付いてくれた。ああおばさん、一生付いてゆきます。(←で、椅子のリボンが「どうだったのか」は聞いてない。やはり自己満足)・宴修了後、「綺麗だった」「感動した」「泣いた」などという通常良く聞くような感想は殆どなく、「面白かった」「笑かせてもらった」「体を張っていた」などという感想をいただいた。はて。・涙する新郎親族席。・常に半笑いの新婦家族。・どうなの。・ちょっとだけ真面目(し、私信?)来ていただいた方は本当に有難うございました。もの凄く楽しく過ごせました。来てくれた人が笑顔じゃないと楽しくなかったと思うので、私が楽しかったのは皆さまのお陰なのです。まあ後は、当日会場にはいなかったけど、物凄くお世話になった方もいた訳で。前々日に泣かせて(ひ、酷いことを言ったとかじゃないですよ)、たぶんその後徹夜なんかしちゃって、死ぬ気で仕上げてくれたのだろうなあと感謝しています。その上、大変格好いいプレゼントまで。有難うございました。(見てないけど)結婚式は自分たちの我侭に周囲を巻き込む行事だなあとつくづく思った三ヶ月でした(逆の場合もきっとあるけど)。出席してもらえるってのは有難いことです。