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2005年06月04日
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カテゴリ:映画・TV


雨が降ったり、いよいよじめじめした季節がやってくる。

じめじめした季節につきものは・・


ナメクジである。


じめじめした日には、階段の踊り場とかに出てくる。

昔、子供の頃、ナメクジは、カタツムリが殻を無くしてしまったものだと思って信じ込んでいた。

しかし、実はよく見ると、カタツムリは歌にある通り「角出せ、槍出せ」と、角と槍があるわけである。

しかし、ナメクジには、槍だけで、角は無いのである。

カタツムリとは違うのである。

わずかながら、カタツムリのような「殻」につながる部分が体内にあるそうだ。


ナメクジと言えば、私が一番思い出すものは、往年の特撮連続テレビドラマ「ウルトラQ」の「ナメゴン」である。


まあ、早い話が、大きなナメクジなんだが、どこかの宇宙人が地球を侵略する目的で送り込んだ怪獣である。

そして、思った通り、弱点は
「塩」である。

海際の崖っぷちまで、ナメゴンが人間を追いつめるが、足を滑らせて、海に落ちていくと、海水にどんどん溶けてしまう。

ナメクジは、塩で溶けちゃうのだ。

実は、塩で溶けるのではなく、体内の水分が塩にみんな吸収されて、ひからびるのである。

場合によって、しぼんだまま塩の山から脱出して、元通り、水分を吸収して、生き返るそうだ。

塩をかけて、しぼんでしまって、しばらく目を離したスキにヨロヨロと逃げてしまうから、塩の山から消えてしまうように思われて、「塩をかけると溶ける」と錯覚されたようである。

ネメゴンは、もう一匹いて、東京のとある科学者の家で、間違えて、ふ化してしまうが、科学者は慌てず、騒がず、助手さんに、
「君、すぐに塩水を作ってくれたまえ」
と命じるんだが、とりあえず曲がりなりにも怪獣ドラマに出演するものだからナメゴンはでかいんである。
そんなでかいナメクジをやっつけるのに、海に落ちて溶けていくのならわかるけど、博士の庭でどんどん巨大化していくナメクジ怪獣ナメゴンを実験器具のビーカーとかに作ったごくごくわずかの「塩水」で溶かそうというのだろうか??

すくなくとも、放水車に塩水を積めて、ぶっかける事くらいしないと、やっつけられる代物じゃないような気もするのだが・・・

これ、子供のときに「ウルトラQ」みてて、ずいぶん疑問に思ったんだが。


最近、このナメゴンが、中身は「モスラの幼虫」だった事を聞いて、驚いた。

さすがの、怪獣博士の私も、パゴスがバラゴンだった事はお見通しだったが(そのくせ、ゴメスがゴジラだった事は見抜いていなかった)、ナメゴン=モスラの幼虫というのは意表をつかれた。
(よく考えれば、納得できる事ではある)

40年前、驚異的な視聴率をはじいた特撮連続テレビドラマは、異例な高額制作費だったそうだが、それでも、最もおカネがかかる怪獣の造形費には、東宝の怪獣のぬいぐるみを流用すると言う、かなり節約的だった面もあったようである。

ゴメス=ゴジラ、リトラ=ラドン、怪竜=マンダ、パゴス=バラゴン、などなど・・
バラゴンに至っては、その造形のできの素晴らしさから、その後「ウルトラマン」でも、ネロンガ、ガボラ、マグラと使われた。

何か、最近のドラマみたいに、とっかえひっかえ同じ俳優をいろんな局が持ち回りで使っているみたいな現象に似てなくもない。
まあ、ドラマの出来は、40年前のお子様番組に比べてさえも、雲泥の差ではあるのだが・・・






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Last updated  2005年06月04日 01時24分20秒
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