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ディズニー映画「ホーンテッド・マンション」を見た。
「ホーンテッド・マンション」といえば、ディズニーランドのアトラクションの一つである。
一昨年もアトラクション「カリブの海賊」を元にした映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開され、この「ホーンテッド・マンション」は、それに続いて昨年公開されたものである。
主演はおなじみのエディ・マーフィーだ。
よくも、悪くも、エディ・マーフィーのコミカルさが表になってしまい、もう少し「パイレーツ」のようにまじめに作ってほしかったような気もする。
ホラー色をもっと出してほしかったのね。
遊園地にはお化け屋敷がつきもの。
ディズニー・ランドに行った事がある方なら、このホーンテッド・マンションは訪れている事と思う。
私も、何度か行った事があるが(東京だけ)、だいたい毎回入るのは、「カリブの海賊」「イッツ・ア・スモール・ワールド」そして、この「ホーンテッド・マンション」だろうか。
噂によると、本当の幽霊も住んでいるらしいが、クモの巣は本物だそうだ。
アトラクションの建設中に、何千匹ものクモを放して、一年近くかけて、クモの巣を張らせたらしい。
古びた屋敷を作り上げるにはもってこいの演出だろう。
一度、このホーンテッド・マンションに「乗った」とき、ゴンドラが止まってしまった事がある。
おや?故障か?と思っていたら、
「おやおや、どうやら、ここに住んでいる幽霊のいたずらのせいか、ゴンドラが停まってしまったようだ。おっと、お客さん、慌てないで、そのまま待っていていもらいたい。」
とか、なんとか、ちゃんとアトラクションのナレーションが聞こえて来た。
さて、これはいったい??
ご存知の方も多いだろう。
乗った事がある方なら知っているだろうが、ホーンテッド・マンションは動く歩道の上から、動いているゴンドラに乗る事になっている。
動く歩道から、動くゴンドラに乗るわけだから、普通に止まっているゴンドラにプラットホームから乗るのと、ほとんど変わらない。
(ほとんど変わらないのに、なぜか焦ってしまうんだよね)
しかし、バリア・フリー。
車いすのお客さんなどが、このホーンテッド・マンションに乗るときは、いったん、ゴンドラの動きを止めて、ゆっくりと、乗ってもらうシステムになっている。
すると、前に進んでいるゴンドラも、一斉に止まる事になるのだ。
しかし、ここで
「ただいま、車いすのお客さんを乗せていますので、しばらくお待ちください」なんて、無粋なアナウンスはしないのである。
前述の通り、そんな状況もアトラクションの一つかのように処理してしまう。
ま、さすが、「夢を壊さない事をモットーにしているディズニー・ランド」である。
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では、ここで、ついでに、ディズニー・ランド裏事情、あれこれ・・・
例えば、ランド(あるいはシー)の中からは、外界の建造物は見えないようになっている。(高いホテルとかは作らせない)
ミッキー・マウスは、同時に3体以上が園内を歩き回らない。
とか・・・
ぜひお試し願いたいのが、マンハッタン・リバーのマーク・トウェイン号の操縦席が、じつは船員に頼むと乗せてくれて、操縦証明書をもらえること。
しかし、これって、調子に乗って頼んで、運良く入れても、大人だけだと結構恥ずかしい。
子連れで、子供に操縦させた方がよいだろう。
あと、冬は比較的空いているし、雪の日は、アフリカ探検がとてもシュールな光景になって面白い。(とはいえ、やはり、雪の日には行きたくはないね)
まあ、私はせいぜい、年一回くらいしか行かないが、もっと鬼になって行く人は、いろいろ裏技を知っていると思う。
その奥深さが、リピーターを呼ぶゆえんなのであろう。
まるで、ホーンテッド・マンションのように、奥深いなぞが隠されているのである。