久しぶりに、DVDを見た。

日本映画で、「スイング・ガールズ」である。
　　　　　　　　　　
実は、先日、テレビで放送されたばかりなのであるが、DVDを借りていたから、わざわざ見なかった。
　　　　　　　　　　
田舎（撮影地は山形周辺のようだ）の女子高生たちが、ひょんなことからJAZZバンドを組むことになる面白さを描いたもので、「ウォーターボーイズ」の監督の作品であることを考えると、ある意味、二番煎じ的な感も拭えない。
　　　　　　　　　　
しかし、それはどうでもいいことである。


女子高生である。
　　　　　　　　
ま、実際女子高生の役者ばかりではないが、若い女の子がいっぱい出てくる映画は楽しいのである。（偏見）

とはいえ、そんなにかわいい女の子がいっぱい出てくるわけではなく、何となく日常等身大の子が多いようだ。

主役は、上野樹里。
一番最初に見たのは、NHKの朝ドラの「てるてる家族」である。石原さとみの上の姉の役。
でかくて目立っていて、好感度の高い女の子であった。
最近ではキムタクのドラマ「エンジン」にもでていた。

他に目立っているのは、本仮屋ユイカで、彼女はこの映画のあと、NHKの朝ドラの「ファイト」の主役だった。
既に、この映画の中でも、「あの子かわいい」という人が多かったようである。

あとは、最近「大奥」に出ている貫地谷しほりとか。

それにしても、普通の女子高生が、サックスやトランペット、トロンボーンを初めて触って、数ヶ月でいっぱしのジャズバンドに変わっていく様子は、見ていて面白いのだが、やはり、


それはないだろう！！


と思う。

・・というか、スーパーの店頭で演奏している時、急にうまくなっちゃうんだけどね・・

それでも、話の面白さと出演者の熱演で、最後まで見れるから、まあ良しとする。

が、映画として面白く見れるのは、やっぱり「ウオーターボーイズ」の方だったかな。

DVDとしては、さすがに音がいい！

最後の演奏の音は、聞き所である。
かなり力を入れて作られているのがよくわかる。

やはり、映画とは映像の迫力のみでないことが、こんな小品でも痛切に感じられた好例であった。




ところで、この映画の監督、矢口史靖氏の作品とそこに出てくる主人公の名前を見ると・・

「裸足のピクニック」・・・鈴木純子
「ひみつの花園」・・・鈴木咲子
「アドレナリン・ドライブ」・・・鈴木悟
「ウオーターボーイズ」・・・鈴木ひとり
「パルコフィクション」・・・鈴木徹

そして、「スイングガールズ」が、鈴木友子。



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みんな、鈴木だった！！！