さて、昨日は、にわかテニスファンになり、今日まで東レパンパシフィックテニスを見ていたが、その間に、WOWOWで見た映画がある。
スカイ・キャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー
最近、「世界一セクシーな男優」でトップに選ばれたジュード・ロウ主演のアメコミ原作のSF活劇映画である。
字幕を見ると、主演はジュード・ロウより先にグイネス・パルトロウが出てくる。
テニスを見た後に見たもんで、グイネス・パルトロウって、シャラポワに似ているな、なんて思っていたりした。
何か、レトロな画面なんだが、敵も味方も出て来る兵器は超兵器ばかり。
ジュード・ロウが乗る戦闘機も見た目は第二次世界大戦で我が国と戦った米軍のフライング・タイガー、カーチスP40なんだけど、水中も飛ぶことができる、スーパー戦闘機である。
そのスカイ・キャプテンが世界を破滅に導く計画を持つトウテンクオという謎の人物をやっつけに行く話なんだが、あの合間合間に敵の妨害が何度もあり、その危機を乗り越えて、最後に壮大な「ワールド・オブ・トゥモロー」計画にぶち当たる。
スカイキャプテンは、戦闘機の操縦は上手だが、素手で戦うのにはそんなに強くない。
だから、安心して見ていられると言う感じでもないんだが、まあ、大体主人公なんだから、大丈夫だろうということである。
途中で、突然、元恋人の女ファイターが出てくる。
これが、最近話題のアンジェリナ・ジョリー。
うーむ・・
カッコよすぎる!!
実は、この映画、映像が非常に凝っていて、ハイビジョンで見ていても、ポヤーッとした画質なんである。
わざと、色調をレトロにして、輪郭も一昔前のシネマ調に仕上げている。
じつは、見た人ならご存知だろうけど、この映画、人物は実写だけど、あとは全部CGという、画期的な作り方なのである。
まあ、それでも、あんまりこの映画が話題にならなかったのは、最近食傷気味になって来たCGとかの「作られた映像」のあざとさが、どうも抵抗感を感じてしまうというところだろうか。
玄関の立春に表に出ないで、家でくつろぐひとときの時間つぶしには、まあ見ていられる映画であったことは間違いない。