テーマ:トリノ オリンピック(361)
カテゴリ:映画・TV
家に帰ると、テレビ朝日とNHKでトリノ五輪の総集編だ。
まだまだ、トリノ・ネタがつづきそうだ。 最初、テレビ朝日のを見てみたが、 案の定、なんだ?こりゃあ!! という内容。 いや、もう、1、2分見ただけで、バカの骨頂。 お笑いタレントに司会をやらせ、荒川静香がせっかく生出演でも、聞くことは「緊張しなかったんですか?」とか、もう聞き飽きたものばかり。 何か、答える方も、もう答え飽きたというのが見え見えで、かわいそうであった。 で、やはりNHKである。 体質が腐っても、制作者の腕はさすが。 トリノの五輪シンボルの寺院が、今は映画博物館で、トリノがイタリア映画発祥の地、とかいう解説もきちんとしてくれて、見えなかった面のフォローがされている。 スノボーの日本とアメリカの技術の違い。スローモーションで見て、なるほどと気づいた。 カーリングの中盤、悩んだ小野寺を励ました林の言葉。思いだし、涙を流す、二人の更なる美しさに脱帽。(ついでにアデランスもとっちゃおうか!) 500mスピードスケート男子金のアメリカの選手は賞金を寄付し、大学へ進むのでスケートはやめる。 一言で短く済んでしまうのだが、深いドラマを感じさせられる。 そして、やはり、お決まりは金メダルの荒川静香。 イナバウアーは、確かに昔より今回の方がきれいに決まっていた。しかし得点にならない。それでもやるこだわり。 決して「緊張してなかったのか」とかいうバカな検証はない。 もちろんNHKは贅沢な取材体制だろう。 機材もテレビ朝日あたりよりは数倍多く持っていっているはず。 しかし、何を撮ろうとするかという気概がある。 テレビ朝日だけでなく、底の浅い中身のないタレントに騒がせて五輪番組を組むような民放には、いくら大量の機材を用意しても、ここまで掘り下げることは出来なかったであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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