天坑。

中国の桂林の西にある、巨大な穴。

そこに下りて、穴の底のジャングルを探険すると、巨大な洞窟があり、そこに潜ると、さらに壮大な風景が広がってくる。

ウーム、さすが中国と言うか、地球は偉大と言うか・・。

地底を流れる川をたどると、高さ２０メートル太さ５メートルほどの巨大な石の柱。
ここまで鍾乳洞で石柱が育つのは、１０万年以上かかると言う。

それが、目の前に広がる。

今年始まった「プラネットアース・シリーズ」の一編で、先週オンエアされていて、見逃してしまい、見たかったなあと思っていたら、今日BSデジタルで、きれいな映像で見ることができた。（地上波は４５分番組のようだったが、今日見たのは１時間４５分あった）
暗闇でも、けっこう、ハイビジョンがきれいに撮れていた。
やはり、迫力がある。
（どうみても、ソニーの家庭用規格のハイビジョン「HDVカメラ」の業務用を使っていたようであるが、それでもけっこうきれいだった）

まあ、これほどのドキュメンタリーを作るのだから、いつも言うことだが、どうしようもない輩がいても、さすがNHKではある。

まあ、一昔前なら、川口探検隊ネタ（いまなら藤岡探検隊か）だが、そこは、それ、NHK。
上手にゆったりと見せていく。
ナレーションではさりげなく「前回の調査では」とかいっているので、調査スタッフは初めて見る風景ではないのだろう。

それにしても、ふと思ったのは、巨大な穴から地底に潜って、探険するとは、あのヴェルヌの「地底探険」そのものである。

行ってみたいなあ・・

天坑。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/060409.html