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2006年11月20日
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カテゴリ:いわゆる日記
開幕!

見せ物小屋の逆襲・I





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新宿は花園神社と言えば、この時期は「酉の市」でにぎわう。

大鳥神社(鷲神社)の祭神である日本武尊が、東征の戦勝祈願を鷲宮神社で行い、祝勝を花畑の大鷲神社の地で行った。これにちなみ、日本武尊が亡くなった日とされる11月の酉の日(鷲宮神社では12月の初酉の日)には大酉祭が行われるそうだ。
また、日本武尊が鷲神社に戦勝のお礼参りをしたのが11月の酉の日であり、その際、社前の松に武具の熊手を立て掛けたことから、大酉祭を行い、熊手を縁起物とするとしている。(Wikipediaを参考に)

縁起物の熊手は、小さなものから大きなものまで種々雑多売られており、買っていった年が儲けがよかった場合、次の年はもっと大きなものを買わなくてはいけないそうである。

今年の花園神社の酉の市は、11月の4が一の酉で、以下二の酉が16日、三の酉が28日であり、三の酉まである年の冬は寒くなると言われているものの、なんだか暖冬異変の今日この頃である。

花園神社の酉の市は、いわゆるお祭りと同様多くの出店が出る。

そして、最も話題を呼ぶとも言える出店が「見せ物小屋」なのだ。

見せ物小屋。


子供のときに、それこそ、40年以上前に住んでいた地元の神社のお祭りにあって以来、見せ物小屋に入ったことが無かった。

それに足を向けさせた所以は、この日記で「見せ物小屋の招待」という一文を書きつづったことに起因する。

いずれ、「見せ物小屋の招待」に続いて「見せ物小屋の逆襲」を書くこともまた自分自身に約束していた。

そんな理由でも付けなければ、あの一種異様な、野次馬根性をくすぐりながらもなぜか躊躇する不思議な世界の入り口をくぐる勇気も出なかったのである。

しかしながら「見せ物小屋の招待」という題名には「見せ物小屋の正体」という意味合いもあり、なんかインチキ臭い内容を自分で確認する意味もあった。
そして、一種異様な世界で躊躇するだけでもなく、インチキ見せ物に高いお金を出してもしょうがない、という大人の冷えた思いもあったことはあったわけである。


10年をひと昔とするならば、四つ昔・・見せ物小屋の「お代」は今でもはっきり覚えているが、30円。

それが、今では「大人800円」。

高い。

まあ、ある意味、100円玉8つで異次元世界を旅行できると思えば、それも高くはないだろう、という割り切りも出てきたこともある。

そこで、

よし、久しぶりに会いに行こうではないか!


あのヘビ女に!!


そんな気持ちで、私は、仕事を早々に終え、日も短くなった11月の16日に新宿の花園神社に向かったのであった。




(つづく)








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Last updated  2006年11月21日 10時39分37秒
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