みどりは昭和
しくじった。昨日は天皇誕生日だったのだ。今は「みどりの日」だが、もともとは昭和天皇の誕生日であった。あんな予告編書かないで、それを書けば良かった。でも、まあいいか。どうせ関係ない話になるから。もともとは昭和天皇の誕生日、つまり昭和時代は「天皇誕生日」だった4月の29日。昭和天皇が緑(植物)をこよなく愛されていたからみどりの日になった。そんなの知っているよと言われるだろうけど、平成ももはや16年目。そこら辺にいる小中学生はもしかして知らないのではないかと思ってしまうが、どうなんだろう?>小中学生の皆さん昭和天皇は太平洋戦争、つまり第二次世界大戦の時日本軍の若者たちが「天皇陛下\(^^)/!」といっていたその「天皇陛下」である。しかし、私はここで、そういうことをとやかく言うことはするつもりはない。昭和の想い出は私にとっては深い。いわゆる良き昔の想い出はほとんど昭和である。きっと死ぬときに走馬燈のように頭を駆けめぐる風景は、戦後の昭和そのものであろう(戦後といっても、私の生まれたのは明るくなった戦後・昭和30年代だが)。昭和から、平成に変わるとき、当時の官房長官である故・小渕さんが「平成」の紙を掲げたときに、皆さんはどこにいたか覚えていますか?昭和天皇崩御(崩御=天皇、皇后が亡くなったときにはこういうのである)の瞬間、自分がどこにいたか・・・私は覚えている。昭和と平成の変わり目の瞬間、私はサンフランシスコにいた。つまり、昭和に成田を出て、帰国したら平成になっていた。という意味では、どこにいたか聞かれて「日本にいた」と答えられてしまえば、それまでだが。それがどうしたといわれれば、どうしもしない。ただそれだけだ。しかし、私にとっては、年表で昭和と平成のつなぎ目を見るたびに、フィッシャーマンズ・ワーフで食べたクラブサンドイッチが頭に浮かぶのである。昭和の時代、大型連休の始まりは天皇誕生日だった。平成は?まあ、大型連休(正月休み)に入る前の前兆ではある。次の時代は?・・・何でもないみたいだね(^_^;