失恋男
とあるパーティーの二次会で勢いでホテルに直行。相手は11歳年下。「それでもいいの」と彼女は言った。処女だったとの事。彼女の住処は男の住処より深夜バス往復で一万円ちょっと。遠距離の始まり。付き合い始めて直ぐにあったバレンタインの前に彼女の元へ。ホワイトディに会えるか解らないのでお返しに数万円のお返しを手に。数日後。「やっぱり遠距離は辛い」の手紙とともに破局。打ちのめされる男。要はちょっと高い風俗で「処女プレイ」したと思えばいいじゃん。と慰めてみた。慰めになっていないって言うのと本当は処女じゃないだろうにと言うのは突っ込まない方向でよろしく。ただ、わたしの見解としては(エラソウ)この男は「恋」なんぞしてなかったと思う。だから「失恋」ではないな。振られたのは確かだけど「恋」という漢字の如く「シタゴコロ」は満載だったかもしれないけど。「彼女に恋」はしていないと思う。恋なんかそう簡単に降ってきたり落ちてたりしないさ。ただ「振られた」という行為に打ちのめされてるだけだわさ。