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カテゴリ:ビジネスの王道!
ビジネスの成果について経験談を含めて書きました。 最初に、この成果と言う言葉の意味は・・・ 「○○をして得られた良い結果。」のことで、ビジ ネスに置き換えると利益につながった結果のことを 成果と呼びます。 僕は、まだ20代前半の今から10年以上前は、設計図ばかり書く 毎日でした。今に比べると非常に世間知らずでしたが、当時から、 この成果と言う言葉は、僕の頭の中で意識していたことです。 この当時、成果と言う言葉の深い意味は知りませんでしたが、プ ロ野球の落合選手(現中日ドラゴンズ監督)のオレ流と呼ばれる お世辞にも愛想が良いとは言えない、独特なパフォーマンスの中 で三冠王を2回もとる圧倒的な力に憧れをもっていました。 彼のような、圧倒的な能力を持って会社の中で存在価値を高め たい、そんなことばかり考えていたかも知れません。 (血気盛んな、若い頃の話しですので今は違いマス・・・はは。) ここ最近になってやっと日本企業も、トヨタの成果主義論や、有 名経営者さんが成果主義と言う言葉を口にするようになり、この 成果主義と言う言葉も日本企業に浸透するようになりました。 皮肉を言えば、流行ものに弱い日本らしいとも言えます。 若かった頃、建築業界の年功序列体質の企業にいた僕は、これで もかと言うくらいに嫌な思いをしました。当時から成果を意識し ていた自分は、毎日、毎日、図面を書く日々。どうしたら、他の 人より図面を2倍以上のスピードで書けるのか?全体的な効率的 な作業はどうしたら?など、こんな事ばかり考えていました。 だから、建築の仕事をしていても土木のサイクル係数の勉強をし たり、入社前から人事に、1年間必ず現場の方へ配属してほしい と志願したり、当時からPCも併用して勉強をしたりで、効率化 に必要なものは自分の知識に全て取り入れました。 当時のPCと言うのは今みたいに快適ではなく、MSDOSと言 うコマンド入力でしか実行ができない元祖コンピューターと言う 感じのものでした。例えばコピーを1回するのに、>c:copy ○○. exe b:\○○とかコピー1回にこんな言葉を直接打ち込まないと ファイルのコピーすらしてくれないのです。 この頃は、PCは使える人は全体の5%未満だったと思います。 そんな感じだったので、図面を書くのもPCと知識を活用して、 他の人よりもかなりの早さで書けるようになりました。 これで自分の存在価値は飛躍的に上がる!と思っていたのですが 何故か!?認めてくれるのは、真面目な後輩達と、違う部署の上 司くらい・・・。肝心の1番認められたい直属の上司には、かえ って仕事ができるようになると、煙たがられたんです。 当時の僕は、上司がわからないことを生意気面でやるので、本当 に扱いずらい存在だっと思います。 今、考えて見るとこういった性格だった自分は、反省だらけでも あります。確かに成果主義は悪くはないのですが、ベテランの経 験者をバカにするような発言をしたり、自惚れることで、相手か ら自分への信頼はなくなり、敵意を燃やされてしまう・・・。 前にも書きましたが、人間の脳みその量には、そんなに大差があ るものではなく、20年経験した人に勝っていると自惚れること は、1番損するのは自分であって、経験者を敬えない人は、人生 と言う経験を誰にも教えてもらえないわけです。 つまり成果とは、こういった言葉に書けない経験も伝授されて始 めて成果と言う言葉になると思います。 次に転職をして、本当の成果主義の会社に行き、自分の志のよう な年配の上司に出会います。続く。 時間じゃない成果だよ(後編)はこちら 皆さまの清き一票!よろしくお願い致します! カフェランキング!(^^)!はこちらへ ドリンクランキング!(^^)!はこちらへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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