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2006.08.08
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カテゴリ:ビジネスの王道!
高齢者の人生
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businessman


たまには、日常のことを書いてみます。昨日は父親の付き添いで高齢者介護付き施設の見学に行きました。昔に比べ高齢者の平均寿命は伸び、家庭は少子化になっているので高齢者の生活問題は深刻になっています。うちの場合は母子家庭な上に、父親は足が悪く、国の介護認定をうけているので本人にとっても家族にとっても日々の生活は深刻な問題です。


現在、父親は自分で歩くことができない。遠くに行くときは車椅子を利用しなくてはいけない。だから日常生活は、市のケアマネージャーさんからのヘルパーさんに週3日、民官の在宅介護のヘルパーさんに週3日、民官の食事宅配を週2回、犬の散歩代行の委託業務は、ほぼ毎日お願いをしています。おまけに父親は人工透析もしているので週に三回は自宅から病院の送迎付きで6時間病院で血液の入れ替えをしなくてはいけない。


人工透析は腎不全が進行してなるもので、自分の腎臓で血液を作れなくなってしまう。だから血液を入れ替えないと生きてはいけない。日常の生活以外でも透析の弊害や高齢者の弊害から突発的にいろいろなことが起きる。それに家族だから仕事を休んでも、用事があっても優先的に対応しなくてはいけない。こういう生活を僕は五年続けている。


この事で自分が同情してもらう年齢でもないし、この現状を受け入れなくてはいけない。しかし時には自分のことだけをやれて、自分の生活され考えていれば良い人達の生活を羨ましく感じる。もともと父親は、製薬企業の優秀な営業マンでコネなしで役員まで出世してきた人なのでプライドがすごく高い。そしてワガママなのです。


だから、自分のこれからについて子供と歩み寄った会話をしてくれることはまずない。「親なんだから!面倒見るのは当たり前だよ。」とたまに他人に言われることがあるけど、そんな人に限って親の生活の面倒を見ていない人のセリフの場合が多い。当たり前のことを当たり前にすることが、どれだけ大変なのか?身をもって体験するときっとこんなセリフは少なくても言えなくなるだろう。


プラス思考に考えれば、このおかげでメンタル面はかなり強くなったと思う。でも、こんな愚痴もたまにこぼしたくなる。それは父親が言うことを聞いてくれないからだ・・・。人は高齢者になればなるほど考える力がなくなる。考える力がなくなるということは、動物的本能に近づいてくるわけです。この動物的本能は、自分が楽になることだけを考えるようになる。


自分の生活を楽にしたい・・・しか考えれなくなってしまうから協調性、歩み寄ること、気づかいがなくなり「自分だけ」と言う言葉がより強調される。今回、高齢者介護施設はとても外観も内観も介護ケアも素晴らしく充実しているところだった。そういうところじゃないと、納得しないのはわかっていたので父親の条件を想定して物件を探しました。


しかし、父親の希望は部屋を二部屋用意しなくては嫌だ。○○じゃなければ嫌だ!など次々に不満を口にする。部屋を二部屋にすればもちろん入居資金も倍かかり月費も倍になる。しかし高級な高齢者介護施設を二部屋貸し切るができるほど経済状況に余裕はない。僕が1番感じたのは、ここには入りたくてもはいれない人達も大勢いると言うことだった。


二部屋にする意味など、現状の生活を考えれば全く無意味なことだが、こういった話しは、父の感情を高ぶらせるだけなのでしないようにしてマイナスイメージを無くすことに努力する。「二部屋を希望する人は施設にどのくらいいるのですか?」と施設管理者に聞いてみると100人に1人だった。1%が自分の父親だと思うと気分がめいってきました。


飢餓世代~団塊世代の多くの人は、定年ととも人生が終わったとバーンアウトする人が多い。しかし、一部の人では上手く第二の人生を趣味を楽しんだりと応化できる人もいます。どちらが本当の人生なのだろう・・・僕は人生の終点は会社の定年じゃないと思う。バーンアウトはその人の自由だが、バーンアウトした人間と一緒にいることを望む人は少ない。


人は命あるまでが人生。高齢者になっても人生を応化できる人は、周りから見ても、とても魅力的だと言うことに気がついてほしい。人には全員寿命があるから、この事は、自分にも置き換えて考えなくてはいけない。生涯どうやって寿命を迎えるか?だけでも、ぼんやりでも決めておくことは大事なことだと思いました。





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Last updated  2006.08.09 13:30:36
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