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テーマ:今日のこと★☆(105882)
カテゴリ:日記・笑い・なんでも!
昨日、メールの受信箱を見ると見慣れないアドレスで「●●●より」(●は名前)と書かれたメールが送信されてきました。「だれだろ?」と思うと20代後半に短い期間だったけど職場を共にした知人でした。 彼は仕事がかなりできないタイプ(〃´o`)、おまけに遅刻は多いけどサービス残業は一切しない、努力する姿勢を見たことはなく、さらに上司との折り合いも悪いと言った・・・残念な人。上司は、この勤務姿勢を見逃すはずもなく、上司と僕が車でどこかで行くと決まって上司から彼の批判がはじまるのです。 僕は先輩であったけど同世代だったのと、人間的には嫌いじゃな部分もあるし、こういう所謂、駄目人間を放置できない性格だったこともあり彼へこの危機感を伝えるために影で葉っぱをかけ続けていました。ですが当時は勢いのあった企業だったためか?まさか自分に危機感があるなんて感じていないようで、他人の言うことに一切耳を傾けません。 まぁ・・・ある意味、これまでずっと他人の言うことに耳を傾けなかったからこうなったとも言えるわけだけど。結局、この勤務姿勢は改善されず、会社のほうでは三ヶ月もたたないうちに彼への契約終了の通達が言い渡されました。 「だから言っただろ?こうなる予感がしていたからいつも言っていたんだよ」と僕が伝えると、彼から「今から直しても駄目かな?・・・汗」と早期契約終了の通達が彼だけにきて、はじめて事の重大差に気がついたようです。 それから不思議なことに契約期間終了日まで彼は遅刻をしなくなったのです。彼は自分が改心したことを上司に認めてもらい、契約終了の取り消しを願っていたようです。ですが派遣の世界でそんな願望とおるわけありません。 だって社会人の世界も20代後半にもなれば・・・遅刻する、しないの「しない」は最低レベルのルールであって、それが契約の復活にはとても考えにくいことだからです。本来はこの最低ルールが守られているうえで仕事として「勤務姿勢、スキル、組織能力、コミュニケーション能力etc」といった要因が必要となってくるのです。ですが、遅刻は根性で直せても、他の能力は改心したからと言って翌日から身についているものではありません。 経営哲学者のドラッカーが言ったように「人間は習慣になっていないことはすぐにできない」はこれにあてはまります。つまり、勉強が習慣になっている人は勉強することを苦痛には感じないけど、勉強を習慣にしていない人は勉強をする行為じたいが苦痛になるわけです。これは全てにあてはまることで慣れないことは苦痛になるわけで勤務姿勢やコミュニケーション能力でも習慣になっていなければ同じことなのです。 人間の悪い習慣(楽な習慣)は人の本能的から来るものなのですぐに身につき習慣となってしまうけど、良い習慣(向上したり学習する習慣)は自分自身を変える必要がある行為なので習慣にするまでが大変なことなのです。 よく言いますよね、上にあがるのは本当に大変だけど下落するのは一瞬で落ちれると。 そんな彼が送ってきたメールは、彼の悲惨な近況報告と自分の顔写真を加工しまくった画像を10枚以上貼り付けてきたものでした。「お元気ですか?」「今は何をしているのですか?」とか・・・メールを送った相手のことは一切興味はないのです。今の寂しい自分の気持ちを誰かにPRしたくてしょうがないのです。 僕は彼が仕事をやめてから、次の仕事を見つけられたとき祝福をしてあげたし、今後繰り返さないようにも葉っぱをかけたつもりでした。だから、それから10年。happyなメールなら返事もできたけど今回は放置しました。メール内容の重さから・・加工写真も笑えません。 あれから10年以上たったのに・・人は変わらないんだなと思うと寂しくなりました。 でもさっ!人って毎日、生きているんだから僕は変わるべきだと思っているのです。長所を変える必要はないけど、自分の短所は変える努力をしていかないとさ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.13 12:36:07
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