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カテゴリ:お客さん
このレイオーバーでは特に何をするわけでもなく、ダラダラと過ごしてました。 帰ってから引っ越しの準備をしなければならないことを考えただけで疲れてしまったのです。
私たちが到着してすぐに別便のクルーも到着。 そのなかにクリスマスに花の都に一緒にフライトしたSちゃんがいたので、到着早々、しかもお昼11時なのにロビーのバーで一杯。 その後少し睡眠をとってからディナーに出かけ、帰ってきてからは部屋でテレビを見ているうちに眠たくなったので午後11時に就寝。 起きたら昼12時。 なんと13時間も寝てました。 起床報告の電話は13時の予定だったので、支度を始めて出発。 機体に到着したものの、ブリーフィングができる場所がなく、ターミナルの待合室へ行くと機長に言ったら『ここでやればいいじゃない!』。 ここ、っていってもブリッジだし人の通りが多いから、と言ったら『じゃあ待合室へ行く手前のドアの所で済ませなさい!』 なんでこんないちいちうるさいの!と思いながら反抗してターミナルの待合室へ。 それを見ていた副操縦士さんが申し訳なさそうにしてたけど。 ブリーフィングが終わったら地上職員さんが『この国の他社のクルーが10人程乗ってくるんだけども、カウンターの子が全員に前方の広い座席をあげてしまったから今からダウングレードするからね』と言ってきました。 別にダウングレードしなくたって良いんだけど... こんなとき結構クルーはどうでも良いことだとしか思ってないと、私は思うのですがきっと私だけでしょうか。 誰が前方客室に乗ってこようと、誰が無償アップグレードされようと、お客さんはお客さんだし私は全くかまわないのです。 でも地上職員さんがダウングレードしてしまったから、全て飲み物なんかも無料にしましたが... しかも全員エコノミーの後方1列に詰められてました。 もっと余裕のある便だったのですが。 そのクルーの皆さん、大変協力的で楽しい人たちでした。 どうやら機体は楓国にあるんだけどもクルーが居ないらしく(機体故障したそう)、そのために私たちの会社を利用して移動してる、とのことでした。 同じ業界でしかもライバル同士ながら、やっぱりどの航空会社の制服を着ていても、やることは同じ、we deal with the same &*%$(放送禁止用語です)との結果になりました。 長ーいフライトになりそうだ、と思ったらなんと1時間も早く到着できました。 到着したら携帯にメッセージが入っていて、この楓国西玄関口ベースに私より1ヶ月前に引っ越したS君からで、『今Cちゃんのうちにいるんだけど、そのままおいでよ』とのこと。 ディナーを用意してくれるというのでお邪魔することに。 Cちゃんのルームメートは同じ便で働いたD君。 D君が私の新ルームメートJちゃんと私を乗っけてくれてJちゃんは自宅へ、そして私はD君とともに2人のアパートへ。 まだ制服のままだったので軽くシャワーを浴びてから着替え、ディナー。 デザートも、そしてワインもたーくさんいただきました。 ごちそうさまでした! 引っ越してからパーティーをしようという話をしたり、しばらく会っていなかったCさんと会話が弾み、気が付いたら夜中2時。 途中から参加した同僚のR君がホテルまで車で送ってくれました。 ロビーに入ると、なんと私たちが連れてきた他社のクルーの皆さんが居て『こんな時間までおうしてたの?』というのでフライトの後でディナーとってた、というと『体力あるのねぇ』だって。 そりゃ、24時間以上起きてた計算になるけど、体力よりも気力の世界。 でもはたして飲みに飲みまくって気力もなにもあるのか、という疑問は残りますが... 明日は地元ベースに帰る日。 朝6時起床、ということは3時間しか睡眠をとることができません... あぁ大変(だったらワイン1本空けてないでさっさとホテルに来れば良いのでしょう)。 【終】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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