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テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:スケート
先週購入した新しい靴。 木曜日に一度履いて滑ってみたのですが、硬いなぁと印象。 さらに足首の骨の部分がなぜか型を取ってもらって自分の足と同じようにフィットするように作ってもらったのに、骨が当たってめちゃくちゃ痛く、少し滑っただけで断念してました。
今日もレッスンがあったのでリンクに行きましたが、行く前から体の調子がよくないかも、と思っていたのですがとにかく行くことに。 なぁーんか不安な予感というか心配というか、もやもやした感じでした。 でレッスン開始。 氷の上におりてみてちょっと滑ってみたら木曜日よりは感触は良かったのですが、それでもまだ硬い。 新しい靴に慣れるには少し時間がかかるのは解かっているのですが、引っ越してからも週2回以上レッスンを受けられるのかちょっと不安。 滑らなければ靴に慣れるにも時間がもっとかかるし。 最近はジャンプも同じものばかり練習していたし、スピンも同じものばかり。 何だかこのまま練習していても向上しないなんて、と思っていました。 さらに仕事のスケジュールと大会の日程が合わないから頑張って練習していた大会にも出られなくて残念な思いだったし、このままスケートから身を引くことになるのかなぁと思っていました。 さらにできないジャンプも2種類。 どうしても練習してもできないジャンプで、片足で着地できなかったのです。 空中での体勢が悪いのとタイミングと、体を締めるタイミングが合わないからバランスが取れた着地ができないでいました。 それでも練習は続けていました(ほんとはこの練習が一番嫌でした)。 そして今回の春期講習からコーチは2人。 1人はスピンとスケーティング・エッジワーク。 もう1人はジャンプとアイスダンス。 今日もその2人に教えてもらうことになっていました。 先週木曜日にスケート靴が合わなくて痛くて練習できなかった分、今日は練習しなければなりませんでした。 氷の上でも違和感はありましたが、そんなこと容赦なくコーチはレッスンを続けます。 スピンは以前は軽くできて問題なかったジャンプスピンすらどこへ行ってしまったのかという感じ。 そのうち練習している間に慣れてきたのか、ちょっとだけ調子はあがりましたが...。 その後はジャンプ。 ジャンプなんてこの新しい靴でできるわけない!と思っていたのにコーチは『はい、最初のジャンプ。』 『次。』 『別のジャンプを飛んでみて。』と続けます。 そしていよいよできなかったジャンプを練習することに。 いつも『じゃ、そのジャンプをやってみて』と言われると『えぇーっ、嫌だなぁ』と思っていたり口に出したりしていました。 しかも慣れていない硬い靴だから変な着地をしたら足首をひねって前にもやったように松葉杖の生活になってしまうかも、とすら考えてしまいました。 助走を始めて、すっと上がってみたらよい感触。 でも着地できませんでした。 コーチが『すぐにまた同じようにやってみなさい!』と叫ぶので、すぐに助走。 ジャンプに入る体勢になり、ジャンプ。 体がこのときいつも以上に軽く回転したような感じがしたのを覚えています。 そして着地。 自然に片足で降りて見事に着地しました。 『わあぁー!!』と叫ぶコーチ。 『やったぁ!』と私。 周りで見ていた別のスケーターもコーチも叫ぶ私たちを見て何事かと思ったようでした。 『じゃ、もう1回やってみて。』とコーチ。 そして再度チャレンジ。 そしたらまた着地できました。 その後少し会話をしてどうして今までできなかったのか、どうしてできたのかを話して、もう1つできなかったジャンプをすることに。 助走からゆっくりと入っていって、思い切って飛んだらそれもちゃんと見事に片足で降りれました。 『わぁ!』と叫ぶ私。 『できたわ!』と叫ぶコーチ。 靴を替えたのが良かったのか、ただそれまでにちゃんと飛べるような練習を続けていたのが良かったのか、とにかく着地できることができて大満足。 しかもこの歳になって... もし小さい頃から続けていたら...とちょっと残念な気もしますが、オリンピックを真剣に目指すには犠牲にするものも多いから今までの生活で良かったのかも、とすら思いました。 とにかくできなかったことができるようになる喜びは大きかった今日1日でした。 でもその後何度も何度もその2つのジャンプの練習をしていたのでクタクタになりました。 しかもちゃんと片足で着地しようとして、着地がうまく行かなかったときに変な体勢を維持しようとしたから右足の太ももがつったような感じになり、練習は終わり。 何だか小さな幸せを見つけたような日でした。 きっと胸騒ぎはこのことだったんだろう、ということで帰宅しましたが、帰りの地下鉄で登りエスカレーターが止まってました... 太ももがすごく痛いのに階段をあがらないといけないなんて...と思ってふと胸騒ぎのことを思い出してしまいました。 でもしばらくは体力維持のため、スケートは続けるでしょう。 【終】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.17 12:11:23
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