到着したのが午前10時半。 ホテル到着は午前11時半頃で、すぐに私は寝ることに決めていました。 というのも最近飛び疲れがたまっていたので何かに集中しようとしても頭がボーッとしてしまうのです。
特にフライト中に行う各種の売り上げの計算を間違えてしまうことが多くなってきたので、フライトする前から[到着したらすぐ寝る
]と決めていたのです。
で、寝たのはいいけれど、起きたら午後6時。 なんか中途半端な時間で、食事をしたい気分でもないし、かといってこのまま翌朝まで寝られるわけでもないし、起きてロビーにあるコンピューターでスケジュールをプリントしようと着替えて下へ降りていきました。
ロビーにはバーがあり、そこには機長と副機長が居たのでご一緒することに。
そうこうしているうちに全員が集合してました。 あまり見られる光景ではないのですが、こういうこともあるんだということで飲み会。
1人、2人、と減っていく中で私と機長、副機長の3人が残り、色んな話に。 どうしてパイロットになったのかというお話しになり、『ただ飛びたかったから』との答えが機長からありました。 でも機長になるまでの道のりが大変だったようで、楓国の北、夏のほとんどない地域への物資輸送やら、冬の間の3週間のステイ(輸送の日程の関係で3週間のステイがあったそう)、その間毎日行われる飛行機のバッテリーの確認と機体の除雪・除氷作業、修理等、色んな苦労があったみたいです。
そんな話に花が咲き、気がついたら午前2時をまわっていました。 明日の予定は無いので、ゆっくりと寝させてもらいます。 【終】