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カテゴリ:旅先にて
昨日この東部の田舎町にやってきて(本当に何も無い街なんです)、1泊してから花の都へ他社便で移動の日。
空港に着いて搭乗手続きをしてからゲートで待っていると地上職員さんがやってきて『あなた達はグループですよね?』というので私と一緒に待っていた4人が『ええ』と返事をすると、『機体のバランスが悪いから、最後に乗ってなるべく前方に座ってくれますか?』とのこと。 ちいさな機体は重量とバランスの計算をしっかりしないといけないから地上職員さんも大変だよねぇと話しながら機体へ。 日本でも話題になった、我が国のあの機体。 パイロットが『ちゃんと車輪が出ればいいけどね。』と私に向かって言いました。 すかさず私は『大丈夫、出なくても脱出の方法しってるから。』 機内で働く人の会話ってこんなんです。 無事着陸してから久しぶりの花の都の空港。 ホテルに向かう手段は公共のシャトルバスを使うことになっているのでそのバスを待つ事30分。 しびれを切らして機長がその辺の人に聞いたらここに来る、とのこと。 私達はなるべく早く移動したかったので私を含めて6人でターミナルを移動して待つ事にしました。 待てども待てどもシャトルが来ない...。 スケジューリングに電話しても『アレンジできない』。 どんな会社なんだろうか、といまさらながら思いました。 ようやく来たと思ったら違うホテルに行くバス。 その運転手さんに聞いたら『他のシャトルはストだよ。 大きいバス会社がシャトルの代わりをやってるからそれに乗りな』だって! そんなこと知らないよぉ、と思って大きなバスが来るのを待ちました。 かれこれ到着してから2時間、ようやくバスが来たので乗り込み、ホテルに到着。 そしたら機長が居て、『タクシーに乗ってきた』だって。 会社のカードを使ってタクシーをゲットしたらしいのです。 なんて機長! 明日の食事はガチガチに凍ったまま出してやる、と皆で誓いました。 ホテルには私の元のベースのクルーも居て、彼らはパスタの国、カトリック総本山のある街へ移動して1日ステイがあるそうな。 彼らに合流して私も近くのショッピングセンターへ買い物へ行きました。 でも何をみても欲しいものがないので、とりあえず食料をゲットしてからホテルへ帰りました。 このホテルのクルーラウンジと呼ばれる部屋は南米サンバの国のクルーもステイするので、クルーラウンジで夕食をとっていると丁度出発するクルーが続々と部屋へ入ってきました。 その美男美女をぐるりと見回してうちのクルーが言いました。 『どうしてうちの会社がこうも違うの?』 .......。 【終】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.10 04:44:59
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