７0代、主婦の生き方

１０月０２日（水）１５時４６分　　１７℃
すっかり秋風、寒々しい。

先ほどAQUARIUM PARK「AOAO」を　見学してきた。

帰省した家族と　急に行くことにしたビルの中の水族館、話のタネに　一度は行ってみたかった所。

チケットは２２００円と　先だって行った友人から聞く。

値段に見合う場所なのか　小樽やサンピアザ・登別のマリンパーク・沖縄の美ら海水族館見学の過去があり、たぶん　期待外れだろうとも思いながらの行動。

初めてということもあり、どこを優先してみるのか　どこに何があるのかなどが　よくわからず。

特に決まった順路がない・自分の好きなときに・自分の興味のあるモノを・自分のペースで見ることができるとのうたい文句も　「これ見たよね。ここ　見てなかったかしら。上に行くのはどっち？」などなど　とまどいがち。

魚も「もさもさ・にょろにょろ・平たい」などの表現で　分けられて、いわゆる美しい色・形のものは　ほとんどない。

場所によっては暗くて　説明が読みにくい場面も。

ただ　関連の書物がたくさんあって　休むスペースには　子連れやサラリーマンがちらほら。

海の生物に関心が深い・魚の観察をじっくりしたい・ただただ　のんびり過ごしたいなどの人たちには　心地よい空間だと想像する。

過去に　旭山動物園のペンギンに親しんだわたしには　ペンギンコーナーは中途半端、クラゲのコーナーには見入った。

いろいろな人がいる　いろいろな見方がある　いろいろな満足がある　となると、この空間は　お値段以上かもしれないとも　感じた。


帰り際に　「おばあちゃん　千秋庵に行かなかった？ここの近くだよね。ソフトクリーム食べていこうよ」の誘いに　「わ、うれしい。でも千秋庵のビルは　無くなったような」のわたし。

「あるよ。今でも。焼きノースマンも味見したいし」で　ふたりで出向く。

かつて母ともよく行った千秋庵、ビルの片隅に小さくなって営業していた。

コーヒー・無料のほうじ茶・ソフトクリームと　あつあつのノースマンをほおばり「幸せタイムをありがとう」と　息子に言った。