第80回センバツ大会(第80回記念選抜高等学校野球大会)の21世紀枠候補校の東海地区一覧です。
東海地区は、常葉菊川が明治神宮大会で優勝したので、一般枠が1枠増えました。
よって、常葉菊川の姉妹校でもある常葉橘は、一般枠に入る可能性もあります。
都道
府県 | 学校名 | 秋季県大会
成績 | 主な推薦理由など |
静岡 | 常葉学園橘 | ベスト4
地区大会ベスト4 | 1972年創立。通算4度目の選出。私立中高一貫校。秋季県大会で3位となって東海大会に出場し、ベスト4まで勝ち上がった。春季県大会では優勝。
朝読書や読み聞かせなど、人間教育を実践している事が評価された。東海4強の常葉橘は一般選考枠に入る可能性もある。 |
愛知 | 県立成章 | ベスト4 | 今年、創部101年の伝統校。普通科は東三河では屈指の進学校。3年連続の21世紀枠候補選出。今年の秋季県大会はベスト4入り。
準決勝で準優勝の愛工大名電に2-4で惜しくも敗れた。第3代表決定戦では東海地区準優勝の中京大中京に1-3と敗れた。 |
岐阜 | 県立岐阜総合学園 | ベスト8 | 通科と専門科を合わせた総合学科で、140の科目をそろえる県立高。
野球部は過去5年間で春の県大会は4回、夏の県大会では3回準優勝しているが、甲子園への出場経験はない。5年ぶりの21世紀枠推薦。
過去5年の試合成績が極めて良好だが甲子園出場に恵まれていない。 |
三重 | 県立上野 | ベスト8 | 1899年創立の公立高校。県内屈指の進学校で、地元の選手のみのチームで、近年安定して好成績を残していることが評価された。
秋季県大会では、準々決勝で準優勝した日生二に惜しくも敗れた。 |
21世紀枠は高校野球の活性化を目的に、2001年の第73回大会から導入されてます。
過去7回の大会では、北海道1校、東北3校、関東2校、北信越2校、中国2校、四国2校、九州2校が出場校に選出されており、東海と近畿から選ばれた例はまだありません。
下記が21世紀枠選出の流れです。
21世紀枠選出の流れ |
都道府県の21世紀枠候補 | | 各地区9校を選出 | | 21世紀枠3校を選出 |
各都道府県49校が選出
(推薦なしの場合もあり) | 北海道、東北、
関東(関東・東京)
北信越、近畿、中国
四国、九州で1校ずつ | 「北海道・東北・関東・東京」
「東海・北信越・近畿」
「中国・四国・九州」で1校ずつ |
2007年11月中
各高野連より推薦 | 2007年12月15日までに
高野連より推薦 | 2008年1月25日
毎日新聞大阪本社オーバルホールにて選考委員会で決定 |
21世紀枠選考基準
1 推薦は秋季都道府県大会のベスト16進出以上のチームから選出する。 秋季地区大会に出場していない学校も対象。
2 当該校の野球部員以外の生徒、もしくは他校、地域にその学校の野球部の活動が、よい影響を与えた学校。
3 (前の条件を満たしたうえで)いずれとも決定し難い場合、
過去センバツ大会並びに全国高校野球選手権に出場経験のない学校、もしくは30年以上両大会に出場がない学校。
【関連リンク】
・全国秋季大会成績一覧
・第80回選抜記念大会 21世紀枠候補校一覧
・第38回明治神宮大会
・第89回選手権大会(佐賀北が初優勝)
・第79回選抜大会(常葉菊川が初優勝)
・第78回選抜大会(横浜が決勝を大差で優勝)
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