第80回センバツ大会(第80回記念選抜高等学校野球大会)の
21世紀枠候補校の近畿地区一覧です。
都道
府県 | 学校名 | 秋季県大会
成績 | 主な推薦理由など |
滋賀 | 県立守山北 | ベスト4 | 1983年創立。今秋の県大会べスト4入りを果たした。
3位決定戦では、八日市南に1-2と惜しくも敗れた。
主な理由は、部員不足などの困難を克服、野球部の活動が他の生徒や地域などに良い影響を与えたなど。地域密着型の進学校で、勉強と野球を両立させていることなどが評価された。 |
京都 | 府立乙訓 | ベスト4 | 1964年創立。今年の春季府大会では3位、秋季府大会ではベスト4入り。一昨年夏の京都大会準優勝以降、有力私学のひしめく京都の各大会で上位進出を続け、着実に力をつけており、他の公立高や地域に好影響を与えたとして評価された。 |
大阪 | 府立桜塚 | ベスト16 | 1937年創立。
今秋の県大会は4回戦で強豪・上宮を敗り、ベスト16入りを果たした。 |
兵庫 | 県立出石 | ベスト16 | 創立100周年。部員わずか15人。新チームの成績は10勝12敗3分け。練習は左翼が65mしかないグラウンドをサッカー部と共用しながら使用。
台風で、大きな被害があった同市出石町鳥居地区でボランティアとして活躍。現在も地域の清掃活動に汗を流している点も評価された。 |
奈良 | 県立畝傍 | ベスト8 | 畝傍(うねび)は、1896年創立。来年創部110周年。部員41名。県内有数の進学校。甲子園出場経験はなし。1941年県優勝を果たしたが、選手権大会が中止となった為、幻の優勝となってしまった。
学校に併設されたグラウンドはサッカー部などとの共用で、右翼方面は二塁手付近までしか使えないなど、練習環境は不十分な中、好成績だった。
秋季県大会は、準々決勝で優勝した天理に0-5で敗れた。 |
和歌山 | 県立貴志川 | ベスト4 | 今秋の新人戦で準優勝、近畿地区大会県予選でも84年の創部以来初めて4強に進出戦績とともに、一時は部員不足のため大会を棄権することもあったが、それを乗り越えて地元と周辺地域の生徒だけで構成された野球部をつくり上げた事が評価された。 |
21世紀枠は高校野球の活性化を目的に、2001年の第73回大会から導入されてます。
過去7回の大会では、北海道1校、東北3校、関東2校、北信越2校、中国2校、四国2校、九州2校が出場校に選出されており、東海と近畿から選ばれた例はまだありません。
下記が21世紀枠選出の流れです。
21世紀枠選出の流れ |
都道府県の21世紀枠候補 | | 各地区9校を選出 | | 21世紀枠3校を選出 |
各都道府県49校が選出
(推薦なしの場合もあり) | 北海道、東北、
関東(関東・東京)
北信越、近畿、中国
四国、九州で1校ずつ | 「北海道・東北・関東・東京」
「東海・北信越・近畿」
「中国・四国・九州」で1校ずつ |
2007年11月中
各高野連より推薦 | 2007年12月15日までに
高野連より推薦 | 2008年1月25日
毎日新聞大阪本社オーバルホールにて選考委員会で決定 |
21世紀枠選考基準
1 推薦は秋季都道府県大会のベスト16進出以上のチームから選出する。 秋季地区大会に出場していない学校も対象。
2 当該校の野球部員以外の生徒、もしくは他校、地域にその学校の野球部の活動が、よい影響を与えた学校。
3 (前の条件を満たしたうえで)いずれとも決定し難い場合、
過去センバツ大会並びに全国高校野球選手権に出場経験のない学校、もしくは30年以上両大会に出場がない学校。
【関連リンク】
・全国秋季大会成績一覧
・第80回選抜記念大会 21世紀枠候補校一覧
・第38回明治神宮大会
・第89回選手権大会(佐賀北が初優勝)
・第79回選抜大会(常葉菊川が初優勝)
・第78回選抜大会(横浜が決勝を大差で優勝)
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