星野JAPAN 北京五輪代表出場決定
北京五輪アジア予選の第3戦の台湾戦は、10対2で星野JAPANが逆転で快勝。
6回に逆転され、7回には満塁でスクイズや連打など、いろいろありましたが、五輪出場を決められて良かったです。
まさにつなぐ野球、スモールベースボールの集大成が、このゲームに表れていました。
松坂大輔からエースナンバーを受け継いだダルビッシュが7回2失点の好投。
決して調子は良くなかったと思うが、要所を締めた。
無安打が続いていた青木が3安打猛打賞、7回の西岡、川崎の連打、
今大会絶好調だった阿部の2点適時打と打線が繋がった。
JAPANの4番・新井は3安打1本塁打4打点の活躍、特に7回での右前適時打は、バットを短く持っての「つなぐ野球」に徹したバッティングだった。
新井のライトへの本塁打の打ち方は格好良かった。(特にフォロースルー)
最後は上原が完璧に締めた。上原は国際大会23戦12勝無敗。
この結果、リーグ戦3戦全勝となり、金メダルを獲得した1984年のロサンゼルス五輪(野球は公開競技)から7大会連続での五輪出場を決めた。
試合展開は
日本は一回、先頭の西岡が出塁し、4番の新井の適時打で1点先制。
先発のダルビッシュ有は、悪いなりに五回まで無失点に抑えていた。
しかし、六回に2死一塁で台湾の主砲・陳金鋒に逆転2点本塁打を許した。
しかし日本は直後の七回、無死満塁でサブローがスクイズを決めて同点、なおも1死二、三塁で西岡が適時打を放って勝ち越し。この回、さらに川崎の適時打などで一挙6点を奪う。
九回には新井の2点本塁打などで、二桁得点を記録し突き放した。
投げては、八回に藤川、九回に上原と継投し、相手打線を抑え込んだ。
以下スコア詳細です。
五輪予選 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
日本 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 3 | 10 |
台湾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
勝敗投手 | 勝:ダルビッシュ 負:陽建福 S:- |
本塁打 | ・新井1号2ラン(9回ツァオ・ジンホォイ)
・陳金鋒(チェン・ジンフォン)2号2ラン(6回ダルビッシュ) |
日本代表 個人成績(スタメン) |
順 | 守 | 名前 | 打数 | 安打 | 打点 |
1 | 二 | 西岡 | 5 | 2 | 1 |
2 | 遊 | 川崎 | 4 | 1 | 1 |
3 | 中 | 青木 | 4 | 3 | 0 |
4 | 一 | 新井 | 4 | 3 | 4 |
5 | 指 | 阿部 | 5 | 3 | 2 |
- | 走 | 荒木 | - | - | - |
6 | 三 | 村田 | 2 | 0 | 0 |
- | 走/三 | 宮本 | 2 | 0 | 0 |
7 | 右 | 稲葉 | 4 | 2 | 0 |
8 | 捕 | 里崎 | 4 | 0 | 0 |
9 | 左 | 大村 | 3 | 0 | 1 |
名前 | 回数 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 |
ダルビッシュ | 7 | 3 | 6 | 4 | 2 |
藤川 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
上原 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
五輪アジア予選 勝敗表 | 日本 | 韓国 | 台湾 | フィリ
ピン | 勝
利 | 敗
北 | 得
点 | 失
点 |
日本 | | 4-3 | 10-2 | 10-0 | 3 | 0 | 24 | 5 |
韓国 | 3-4 | | 5-2 | 13-1 | 2 | 1 | 21 | 7 |
台湾 | 2-10 | 2-5 | | 9-0 | 1 | 2 | 13 | 15 |
フィリピン | 0-10 | 1-13 | 0-9 | | 0 | 3 | 1 | 32 |