先日、引越しのときに荷造りをしていたら以前よく穿いていたダメージジーンズがでてきました。なんだかすごく懐かしい気持ちになりました。
こんな感じでちょっと穴があいている。
北京に来てからすっかり穿かなくなりました。
なぜかというと、北京ではファッションとして認識されていないし、単なる「やぶれたジーンズを穿いている貧乏な人」と思われるからです。そう思われるだけなら別にいいのですが、たびたび注意されるんです。
中国人の友達に「じゃんすー、ジーパンやぶれてるよ」と言われる。
路を歩いていると通行人のおばさんに「あんた、ジーパンやぶれてるわよ」と言われる。
タクシーに乗ると運転手に「おいおい、おまえジーパンやぶれてるぞ。わはは」と言われる。
最初は「こういうものだから。好きでやってるから。」等々と説明していたのですが、理解してもらえないし、だんだん面倒になり、「謝謝、今度新しいの買うよ」と答えるようになりました。次第にそれも面倒になり、穿かなくなってタンスの肥やしになってしまったというわけです。
日本にいるときも母親から「あんた、やぶれた服なんて着てみっともない、やめなさい」といわれたことはありましたが、街全体から注意されるとさすがに穿く気がなくなってきます。
そういえば学生時代、バイトしてお金ためて買ったダメージジーンズをおばあちゃんにゴミだと思って捨てられてしまったという友人がいました。1週間くらいへこんでましたね。
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