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「お子さんはとても傷ついていて、お母さんと会える状況にありません」
と言われていました。 それから随分時間が経った。 今はじじばばの所にも行ったりして、息子の状況も大分変わったのだろうと思う。 このまま会わない事で本当の意味での彼の『傷』が癒えるだろうか? それで癒えるんだと思うなら、わたしなどこの世に存在しない方が良いんじゃないか? 彼の事だけ考えたら、わたしは彼の前から完全にいなくなってしまった方が彼の傷は癒えるのが早いのではないだろうか?と思う。 そうすれば、癒えるよね。治るよね。 それはきっと表面的なものなんだろう。 心の傷は見えないから、癒されたと思った所で突然表面化する。 広がるのではなく深く奥底に隠れて、見えなくなるだけなんだ。 だからわたしは息子に会って、きちんと向かい合わなければならないと思う。 わたしがいなくなる事で解決出来るのなら、わたしは喜んでいなくなろう。 でもそれじゃぁ、彼に「大事な存在なんだ」と言う事は伝える事が出来ないし、本当の意味での『傷』は癒えないと思う。 だったら、尚更の事、わたしは息子に会わなければならないと思う。 わたしが息子を傷つけたと言うのなら、わたしがちゃんとその傷を癒す手伝いをしなければ『傷』は癒えないし、治らない。 それは早い段階で出来なければ意味がなくなってしまうと、わたしは考える。 だって奥底に隠れてしまったら、それこそ癒すのは難しくなる。 わたし達親子の間に生まれてしまった溝は埋める事が難しくなる。 それをわたし達がやっている事が間違いだと言う人達に解りますか? あなた達は息子を庇い、囲って、息子の傷が広がらない様にしているつもりかもしれない。 でもそうやっているうちにどんどん深い所に行ってしまうのよ。 本当の意味での彼の成長や未来を願うのなら、あなた達の行っている事もやっている事も全て間違いだわ。 短いスパンで考えたら、そりゃ、彼の為であり、彼もそう思うでしょう。 でもこれから続く長い彼の将来を考えたら、恐ろしい虐待だわ。 甘やかされ、困難にぶつかったら逃げ出しても良いんだ。誰かが守ってくれる。誰かがなんとかしてくれる。と植え付けて、息子の成長を止めようとしている行為だ。 そうじゃなくて、ちゃんと困難も大きな壁も自分の力で乗り越えて行ける様に、その術を力を教えて行かなければダメなんじゃないだろうか。 わたし達はそれを教えたかっただけ。それだけ。 全国から注目されているサイトが大集合!日記・ブログ人気急上昇ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.17 17:26:57
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