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児童相談所の真実

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りとrito

りとrito

2008.05.10
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カテゴリ:相手方
今まで誰にも言った事なんかない。
ちょっと前まで忘れていた事。
「性的虐待」を本当に受けている人から見たら些細な事。
だけど思い出したら、気持ち悪くて、悲しくて、やるせない気持ちになる。

わたしが16~7歳の頃だったと思う。
その頃恋愛に憧れて、でも女子校に通っていて彼氏どころか好きな人すらいなかったそんな時代。
少女漫画を読みあさり、恋愛に憧れて夢を見て、いつか好きな人が出来てその好きな人と付き合う様になったら、色んなデートをして.....。
なんて考えていた年頃の時に、父親だった人間とちょっとした口論をした。
喧々囂々の切羽詰まった様な口論ではなかったと思う。
ちょっとふざけ合った様な口論。どんな内容だったか全く覚えていないけれど。
些細な事だったと思う。

口論の決着を付けずに出掛けようとする父を追いかけた。
「ちょっと待ってよ。」と言って。

その瞬間、いきなりキスをされた。軽く触れる様なキスだったけど。
勿論ファーストキスでものすごいショックだった。
しばらくそのショックで泣いて泣いて泣いて。
夢見がちな女の子だったわたしは夢を父親にむしり取られた様に感じ、自分がなんだか汚く思えて仕方なかった。
必死で忘れようと思った。
そしてわすれた。

たったそれだけの事。
だから忘れていたのかもしれない。
でも思い出したら忘れられなくなった。

キモチワルイ

小さな女の子じゃない。
「パパ、しゅき~(好き)♪」と言って、可愛らしいキスをする様な子供ではない。
16~7歳の多感な年頃の娘になっていた。
普通父親とキスなんてする年齢じゃない。

そんな年頃の娘との口論を終結させるのに、キスなんてする父親が許せなかった。いや、思い出してしまった以上許せない。
父にしたらふざけただけだっただろう。
娘にしたら、大事だった。

今回の裁判の事だけではなく、人間として許せない部分。


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Last updated  2008.05.10 18:36:53
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