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カテゴリ:徳島県技師鳥居信平
台湾南部の地下ダムで記念式典 蔡総統「台日友好の証し」
7/23(土) (屏東中央社)日本統治時代に南部・屏東県来義郷で建設された地下ダム「二峰圳」で23日、築造100年を記念した式典が開かれた。蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、農業発展のモデルであり、台日友好の最良の証しだと語った。 県によると、同ダムは豊富な地下水を利用しようと、土木技師、鳥居信平の指揮の下、延べ14万人の原住民(先住民)を動員して1921~23(大正10~12)年ごろに建設され、サトウキビ畑の開墾に十分なかんがい用水を提供した。これまでに2回の改修が行われながら現在でも運用され、屏東の産業や集落、歴史や文化の発展に寄与してきた。 この日は蔡氏の他、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)、潘孟安(はんもうあん)屏東県長、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長らも出席した。 県では県内を流れる林辺渓の伏流水を汲み上げる施設を建設し、今年6月に運用を開始している。蔡氏は、台湾が昨年深刻な水不足に見舞われたのに触れ、引き続き治水施設の強靭(きょうじん)性を強化し、水資源の保全と持続可能な発展を積極的に推進すると語った。 台湾南部・屏東県来義郷に二峰圳という地下ダムがある。日本統治時代の1922年の着工から100年が経ったことから屏東県では23日、来義郷にある喜楽発発吾森林公園において記念のセレモニーを行った。蔡英文総統、蘇貞昌行政院長(首相)、潘孟安県長(県知事)、日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長、当時同ダムを計画した日本人技師、鳥居信平の孫である鳥居徹さん、地元集落の先住民の人らが、長い歴史を経て今も用水路に水を送り続ける二峰圳に集った。 記念のセレモニーは集落の長老による祈りの儀式とパイワン族を中心としたダンスカンパニー「蒂摩爾古薪舞集(Tjimur Dance Theatre)」によるパフォーマンスで幕を開け、続いて鳥居信平の出身地である静岡県袋井市の大場規之市長によるお祝いのビデオメッセージが放映された。さらに静岡県の川勝平太知事が同ダム100年を祝う書簡を、同県駐台弁事処の宮崎悌三処長が屏東県の潘県長に手渡し、台日の友好的な関係に対する静岡県の重視ぶりを示した。 蔡英文総統はあいさつの中で、二峰圳が過去100年間、絶えずたっぷりとした水を供給して屏東平原を潤してきたおかげで屏東県は台湾南部における重要な穀倉地帯の一つになることが出来たと説明、先人たちの将来を見据えた計画、ならびに苦労してそれを建設した先住民族の人たちに感謝した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月26日 18時46分00秒
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