カテゴリ:映画・音楽
久し振りに映画『蜩の記』を鑑賞してきました
7月の初めに『超高速参勤交代』を観て以来だから3カ月ぶりだ。 夏の間はアニメなど夏休みの子供向けの映画が多かったからね。
黒沢明監督の弟子、小泉堯史監督が映画化した人間ドラマ。 無実の罪で3年後に切腹を控える武士の監視を命じられた青年武士が、 その武士の崇高な生きざまを知り成長していく姿を 師弟の絆や家族愛、夫婦愛を交えて描き出す… 主人公の武士に役所広司、青年武士に岡田准一、ほか堀北真希や原田美枝子。
劇場は年配の方が比較的多かったが、若い人に是非お勧めしたい映画だね。
劇中のセリフやシーンの一つ一つは、なるほどと思わせるものがありましたよ。
それでも最後には救いがあるのでは…と期待しながら観ていたら、 幕切れは爽やかな感じがしたものの、何とも寂しく残念な思いにさせられたね。 でも、しばらく時間が経つと、そんな幕切れで良かったような気もしました…
そのときの妻の心情はどんなだったろう…と思ったら、グッときましたね。
堅苦しく窮屈な気もしたが、映画としては及第点いうところだね…
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