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カテゴリ:経済私観
原油先物相場が1バレル=70ドルを突破した。
これは大変なことである。 石油製品の値上げ、鋼材などの原料費の上昇 など企業業績の悪化を招き、 個人消費の冷え込みも予想されている。 ナフサの価格も上昇し、電気・ガスも値上がりする。 この状況で株価が上昇しているのは、 中東のオイルマネーが日本に還流しているだけらしい。 したがって短期に資金は引き上げられて、 暴落する可能性がある。 国内経済も来年はデフレ再燃の予感である。 ガソリン価格も140円の勢いだし、政府も頓挫状態、 そこにきて、アメリカのハリケーンによる甚大な被害 は経済を失速しかねない。 日本経済にも大きな影響をもたらすだろう。 すでに、クルマは小型車で燃費の良いクルマにシフト してきている。 日本自動車販売協会連合会によると8月の2リッター以上の 普通乗用車の新車販売台数は前年同月比11.8%減である。 来年以降の年金不安、国の改革遅れ、増税、医療費負担増 など少子高齢化と二人三脚で景気後退に突き進むだろう。 唯一、未来を照らすはずの脱石油の旗手、燃料電池、 水素エンジンなどもまだまだほど遠い。 今は、やはり我慢の時である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/09/03 11:55:05 PM
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