第1話
第1話 読切より。 続きです。 3時間目の授業は校外授業でアタリマキ。 アタリマキとはカツアゲの応用で他人にインネンをつけてゴロをまき金品を強奪するというものです。 1人目は名前は出てないけど日の丸が。 帽子をかぶった女性にインネンをつけますが美人にデレデレして失敗。 2人目はよりによって極道に仕掛けて失敗。 3人目は政。 ダボ鉄に子供連れの男に仕掛けろと命じられます。 このとき政が嘗ての自分の過去を思い浮かべます。 強いと思い込んでいた父親が極道に卑屈になって金を渡した光景を。 ダボ鉄が何度もけしかけますが政は応じず。 ご丁寧に雨が降ってきたという政に業を煮やしたダボ鉄が自身で仕掛けようとするのを政が阻止します。 そしてダボ鉄をのしてしまいます。 「自分でえらんだこの道だ。後悔なんかしちゃいない。しかし、おれみたいな男はふたりはいらん。ひとりでたくさんだ。」 そんな政に父親は子供に極道は人間のクズだからあんなのになってはいけないと諭します。 政にとってはそれでよかったのでしょう。 これで私立極道高校第1話が終了です。 やっぱり政は格好良いですね。 それでは次回第2話へと続きます。