結構あるかも…
愛読書感想第3回目となりました。 今回はジョン・ライドン自伝「STILL A PUNK」です。 まずは第1章からですが。 いきなり有名なセリフから始まります。 「騙されたって気持ちになったことがあるかい!?」 これは1978年1月15日サンフランシスコ、ウインターランドでのライブの最後にジョンが言った有名なセリフです。 このセリフを最後にピストルズから脱退しました。 私も人生40年ほど生きていますが、そういう気持ちになったことは…まあありますね。 ジョンにとってマネージャーだったマルコム・マクラーレンは自分を騙しまくった人間なんでしょうね。 ところでもしウインターランドでのライブのあと、ジョンが脱退せず、マルコム抜きでバンドを存続することにスティーブ・ジョーンズ、ポール・クック、シド・ヴィシャスが同意したらどうなっていたか? それでもシドの破滅は防げなかったか、あるいは… まあこんな想像は無意味ではありますが。 しかしロナルド・ビグスとの共演は未だに意味不明ですね。 全くなにがしたかったんだ、マルコム? もっともビグスにギャラをきちんと渡してなかったようで、このオチにはおもわず笑ってしまいました。 序盤から面白い話で始まりました。 さて続きではどのような面白い話になるのやら。