加入
ジョン・ライドン自伝の感想続きです。 いよいよピストルズ加入への話となります。 ジョンを見出したのはのちにクラッシュのマネージャーになるバーニー・ローズです。 このときバーニーが4人のジョンズでシドでもウォブルでもグレイでもなくジョンを選んだのはこのときジョンがピンク・フロイドなんて大嫌いと書かれたTシャツを着ていたからと言われています。 そしてマルコム・マクラーレン、スティーブ・ジョーンズ、ポール・クックの3人と出会いました。 マルコムにバンドへの加入を勧められ、とりあえずオーディションを受けることになりアリス・クーパーの「エイティーン」をピストルズでのパフォーマンスそのままのノリで歌いました。 マルコムは気に入りピストルズ加入を決定しました。 もっともスティーブとポール、というかスティーブはジョンを嫌っていたようですが。 リハーサルでの雰囲気は最悪でポールは辞めたがっていて、グレン・マトロックはさじを投げていましたが、意外にもスティーブは猶予期間を与えるよう言いました。 要するに歌詞をかける人間がいなかったということです。 4人の関係はスティーブとポールは幼馴染ということで意気投合していましたがジョンとグレンは2人にハブられてたといったほうが近いかな? で、ジョンはグレンを嫌っていたみたいですが、意外とグレンはじょんと友情を試みていたようです。 実際ピストルズの曲は作詞ジョン作曲グレンがほとんどなので性格的には合わなくてもそれなりには上手くいっていたのかな? とにかくこの奇妙な4人組がのちに世界中を震撼させるバンドへとなるわけですがそのへんの続きは次回へ。