唯一の
ジョン・ライドン自伝感想続きです。 今回はピストルズ唯一のオリジナルアルバム「勝手にしやがれ」とスカンジナビアツアーについて。 スカンジナビアツアーはジョンも結構お気に入りだったようで、スカンジナビアの客はピストルズの本質を良く理解して楽しんでいたのでジョンも他のメンバーもかなりリラックスしてプレイしていたようです。 問題曲「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」発売からピストルズへの風当たりは強く、ジョンやポールが襲撃されるという事態にまで発展。 そんな中オリジナルアルバム制作となりました。 もっともジョンは1、2回テイクで終わらせてそれほど介入していないっぽいですが。 シドもレコーディングに2回出た程度。 まあスティーブがシドを近づけないようにしていたようですが。 理由は…まあヘタだから(ーー;) しかしこの本を何十回も読んでますが、この本を読んでる限りですがマルコムはホントマネージャーらしいことを殆どやってないような… 少なくともジョンに対する態度がかなり悪いな… 自分の言うことを聞くスティーブやポールには優しく、そうじゃないジョンやシドには冷淡というか… さて次回へと続きますが、次はいよいよ破滅のアメリカツアーの話となります。