2代目
さて今回から柔侠伝シリーズ第二弾、昭和柔侠伝の感想始まりです。 昭和11年5月、1人の少年が日本の地を踏みました。 名は柳勘太郎。 父は柳勘九郎、母は駒子。 最初勘九郎とは似ても似つかぬ性格かと思いましたが、やはり内面は父と同じ侠の心をもつ漢です。 それは背中に描かれている覚有情の刺青です。 意味は何かと言われたらあまりにも難しいので(--;) やはりというか父と同じく柔道家となります。 ただ父のように講道館を敵視してはいませんが。 ところで前作の登場人物も少しだけ登場しています。 勘九郎の親友矢崎正介は勘太郎の身元引受人として登場してます。 妻の真理子も登場してますし、2人の間の娘の順子がいます。 新橋欣二も登場しますがホントにちょっとだけの登場です。 千鶴や万竜は登場しません。 そして新しい登場人物ですが、まずは勘太郎の終生のライバルとなる中野国彦。 最初のヒロイン恵美。 あけぼの荘の住人。 八九三部隊の戦友たち。 そして2人目のヒロイン朝子。 といったところで次回へと続きます。