超人が憧れたスーパースター
ようやくWWEあれこれ王座編を再開します(笑) スーパースター・ビリー・グラハム。 WWE史、というかアメプロ史上という意味でも後世に大いに影響を与えたレスラーでしょうね。 彼がいなかったらハルク・ホーガンはレスラーにならずにロックスターへの道を邁進していたでしょう。 また話術に長けた人で、リック・フレアーも手本にしていたほどです。 1977年4月30日、ブルーノ・サンマルチノを破りWWWF(WWE)世界王座を獲得しました。 以降10か月王座を保持しましたが、当時としてはヒール王者がこれだけの期間王座を保持していたのは異例のことでした。 それ程グラハムの人気はヒールでありながら高かったということです。 しかしグラハムはもう1つ悪い意味での影響を後世に与えています。 それはステロイドの使用について。 ステロイド使用に関しては別にグラハムが始めてというわけではありませんが、ホーガンが憧れたほどの筋肉美を作り出したのにステロイドが大きく関わっていたのは確かです。 以降多くのレスラーがステロイドを使用して肉体を作っていました。 その結果、多くのレスラーが副作用に苦しみ、若くして亡くなったレスラーもいます。 グラハム自身も副作用に苦しみ現在自身の経験を元にステロイドの危険性を説いています。