モチベーション
めでたく再結成となったDXですが、今回なぜ再結成が実現したのか? 単純にビンスと手下であるスピリット・スクワッドと戦うためではないのは言うまでもありません。 1997年にDXが結成されたときの2人のモチベーションは、ショーンの場合は犬猿の仲であるブレット・ハートとの権力闘争に勝つためであり、トリプルHは中堅クラスに留まっていた自身のステータスを引き上げるためでした。 その結果、ショーンは闘争に勝ち、ショーン欠場後DXのリーダーとなったトリプルHはストーンコールド、ロックと同等となって現在に至ってWWEの顔となりました。 では結成10周年の今回再結成した2人のモチベーションはなんなのか? 既に最高レベルに達した2人に匹敵するレスラーは、リック・フレアー、ジ・アンダーテイカー、カート・アングル、クリス・ベンワー、ミック・フォーリー、JBLといったところか。 ということは今回の再結成は若い有望なレスラーたちのレベルを引き上げるためなのでは? ジョン・シーナ、ランディ・オートン、バティースタの3人はもちろん、ジョニー・ナイトロ、カリート、クリス・マスターズらがこれからのロウ、スマックダウンを盛り上げていくでしょう。 経験豊かなDXの2人と絡めばレベルは上がっていくでしょう。 例えばシーナとオートンが本格的に組んでDXと対戦なんていうのも面白いでしょう。 逆にDXに加入なんてのもありかも。 いずれにしてもDX再結成によってロウが活性化しているのは確かです。