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・・・昨日の 松本市を震源とする朝8時15分頃の地震はこんな感じだったらしい。
自分は車で勤め先のある松本への通勤途中、ハンドルが取られるというか 一瞬 横に瞬間移動した感じでした。 車に乗っていると 揺れには鈍感になり、どーーーん ゆらゆらゆら・・・という感じはなかった。 それに まだ家を出たばかりで まだ安曇野市を走っていた。 自身、タイヤのパンク? 地震? か良く判らなく・・・付けてあったラジオから 地震速報が流れてきた。 松本市震度5強、山形村震度4、安曇野市ほか震度3 の発表。 震度5強の情報・・・ 自分ではあまり感じていなかったので「え?」という感じでした。 車で松本市に入ったが 少し込んでいるかなって感じで、いつもと変わりないメイン通り。 そのまま 会社(事務所)の駐車場に着いた。 車を降りて 異変に気づいた・・・駐車場への狭い路地の奥のお宅の塀 大谷石の3段積みの上2段が道路側へ倒れ 道路の半分を覆っている。 事務所のお隣の木造2階建ての住宅は 網戸が2枚落下、そして外壁のモルタルに クラックが発生している。 ここらは地盤が弱い地域・・・急に 事務所が心配になり入ってみると 棚のものが 随分落下している。 いつもいる3階へいってみると・・・まさに足の踏み場がない位 物が散乱している(汗) デスクのPCは大丈夫だったが、後ろの本棚から自分の椅子付近に重い法規の本が どっさり雪崩れていた。 もう1時間いや30分地震が遅かったら・・・自分はこの本の下敷き? 予想していた以上の揺れがあったんだと ぞっとしました。 事務所の片付けは後回しにして、現在施工中の現場に即TEL連絡。 また 以前竣工したところにも、様子伺いのTELを。 片付けも早々にして、自宅へ様子を見に帰らしてもらう・・・。 安曇野市の自宅は、な~~~んも被害がない。 棚や出窓に置いておいたものも、倒れるところか移動した形跡もない。 松本のジジババのいる実家が気になり、電話を掛けようとした瞬間 あちらから掛かってきた、ババからだ。 ババ「ジジの植木鉢が・・・うんぬん。食器棚のものが・・・うんぬん」 オレ 「あーーー。今 そっちに向かっているから、直ぐ着くから」 松本市には入り 南下していくと・・・ 屋根瓦が脱落している住宅があり、そこには回転灯を着けたパトカーが停まっている。 南下すればする程、被害を受けた住宅が目に付くようになる。 ジジババんちの北側3軒の屋根瓦の棟瓦(←一番頂上の瓦の事、山でいうと尾根の部分)が 崩れているのが判る。 あいさつもそこそこに、家の外周を点検しつつ庭の方に。 盆栽小屋の方にジジがいる。倒れた盆栽の棚と割れた植木鉢を片付けている。 棚ごと倒れ、横を流れる水路に落ちて 流されてしまった盆栽もあったようだ。 危なそうな棚を片付け、家の中に・・・気になる台所へ 食器棚から落ち 割れた食器に囲まれて 片付けているババがいました。 良かった~~~。2人とも怪我などなく 何ともないみたい。 もう 70も後半になる二人、逃げるのが遅いからと こちらは心配していました。 汗をかきながら 割れた大量の食器片を片付けて、しっかり掃除機掛け。。。 時計を見るともうお昼・・・ 「おぉ~~~い! メシー」と言いながら ジジが廊下を歩いてくる。 な~~~んか あんな状況だったにも関わらず、普段と変わらないジジに 笑いが噴出したというより、吹っ飛びました。 ジジには適わないや! そこへ 岐阜のアネキから電話・・・メールで状況を入れておいたのだが やはり心配になったのだろう。 そんな こんなで・・・事務所に戻ろうと町内を通っていると あちこちの屋根瓦が 落下している。 本当に 怖いです~~~~~ 昨日の日曜日も ジジババの家へアユクンを連れ、片付けの手伝いに。 町内の瓦が落下した家には、ブルーシートが掛っている。 中には まだシートすら掛っていないところもあります。 被害を受けてた家屋は 3000軒を超えたと報道されている。 また1人の方が亡くなったと・・・。 あの1回の地震で これだけの被害・・・ 東日本大震災では震度4以上の地震が3ヶ月半以上たった 今でも続いているようです。 被災した方々が どれだけ精神的なショックを受けたことか 計り知れません。 全ての事が 早く通常通りに戻ってくれるように、 皆さんが本当の笑顔に戻るのを ただ祈るのみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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