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龍水御朱印帳

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龍水(TATSUMI)

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2018.04.26
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カテゴリ:神社


摩気神社(まけじんじゃ)

京都府南丹市園部町竹井宮ノ谷3




■御祭神  大御饌津彦神(おほみけつのかみ)

御祭神は「農業・食物の神」とも言われ、

神社名の「摩氣」は「御食」が語源とする説もあるようです。

また御祭神の大御饌津彦神は

天児屋根命の御子神・天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)の別称とも言われます。


神門をくぐると、圧巻の境内が目に飛び込んできます。

これだけの規模の茅葺屋根の社殿は、伊勢以外ではなかなか見られるものではありません。

ただし社殿はほとんどが江戸時代以降のものだそうで、

画像手前の拝殿は昭和初期に建てられたものだそうです。

本殿の茅葺屋根は覆い屋。


TOPの画像は2013年のものです。

昨年の秋に撮影したものが下の画像。

屋根の葺き替え時期を迎えた感じがします。

これだけの社殿の維持・管理はたいへんだとは思いますが、

いつまでもこのお姿を継承していただきたいものです。








社殿は非常に珍しいことに北向きに建てられています。

方位にはあまり頓着しないのですが、

写真重視のこのブログとしてはこれは困ったこと。

ただでさえ撮影が難しい明暗が混在する神社境内なのに、

「順光」での撮影が不可能な立地条件だからです。

北向きの理由はわかりませんが、

胎金寺山(たいこんじやま)の山裾という立地条件のせいかも知れません。

当社は胎金寺山を御神体山としていたという説もあるようです。

胎金寺というのはかつてあった摩氣神社の別当寺のこと。

明治の「神仏分離」で廃されたそうです。

本寺は九品寺というお寺で、摩氣神社は九品寺の鎮守だったとのこと。




 
九品寺・山門




九品寺も衰退し、重文の山門を残すのみ。

本尊や寺宝などは他寺や外国の美術館等に散逸しているそうです。









とにかく、「北向きの社殿」という状況では「キラキラ輝く境内の緑」とか

社殿の背後の「透き通るような蒼空」といった写真撮影は不可能です。

まぁ、そんな個人的なボヤキはともかく

神社好きにはたまらない光景であることは確か。

7年近く前にこの神社のことを知ったにも関わらず、

なかなかここの記事に出来なかったのは

納得の行くレベルの写真が撮れなかったことが最大の理由です。









拝   殿




写真撮影の際に心掛けているのは

「このブログに訪問された方々に『参拝してみたい』と思っていただけるような

そんな光景を切り取りたい」という思いです。

なのでこういう神社はいち早くご紹介させていただき、

神社ブロガーとして「自慢」したいところ。

しかしこのブログは「神社好きのためのデータベース」には程遠く

ただ私個人の「参拝記録」に他なりません。

なので、あまり内容にこだわる必要もなさそうなものですが

けっこうバカげたことにこだわっています。

そのあたりのことは、「裏ばなし」​の方でご紹介します。












神門の向かって右に見えているのは、

おそらくは宮司さんのご自宅を兼ねていると思われる社務所。

ただし、御守りなどがいただける授与所はなく

普段は御朱印等はいただくことは出来ないようです。






神社前の道は少し狭い箇所もありますが、

参道の右側に2~3台分の駐車スペースがあります。

本殿の裏側に回ることも出来ます。










神社の裏手は芒が群生していました。

この芒が茅葺屋根の材料になるのかも知れません。



右矢印 ​困ったこだわり「龍水御朱印帳・裏ばなし」






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Last updated  2019.06.01 21:52:10
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