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カテゴリ:伊勢神宮125社その後
棒原神社(すぎはらじんじゃ) 皇大神宮摂社 三重県度会郡玉城町上田辺字朝久田1466 ■御祭神 天須婆留女命御魂(あめのすばるめのみことのみたま) 御前神(みまえのかみ) 私が利用している資料では、鎮座地は上記住所なのですが ネットの地図では検索出来ませんでした。 「上田辺」は「かみたぬい」と読みます。 場所はJR参宮線・外城田駅の東、約500m。 私にとってこの棒原神社は、125社の中でも特に印象深い神社です。 風景がどうとか佇まいがどうとかではなく、 その御祭神に並々ならぬ関心を持っていたからです。 御祭神に関心があったからと言って、 実際に参拝して何か新しいことを発見できたわけではありませんが。 しかし何となく親近感を覚える神様なのです。 天須婆留女命御魂(あめのすばるめのみことのみたま)という神様は おうし座にある「昴(すばる)」、つまりプレアデス星団のことだと思います。 そう、あの「さらば~すばる よぉ~」の昴。 星に由来する御祭神が珍しいということもありますが、 それよりも「スバル」であることが注目していた最大の理由です。 インターネットを初めて体験して以来、 ずっと私はpleiades(後に短縮してple・プレ)と名乗ってきたのです。 「龍水」というHNは、神社ブログ専用のものです。 この御祭神は星の出具合いによって農耕を占うと伝えられている神だそうです。 おうし座はオリオン座の上(北)にある星座なので、冬の星座です。 収穫が終わったあとに「農耕を占う」のも解せないと思っていたのですが 星座早見盤で調べてみると、プレアデスが東の空に見え始めるのが6月上旬の早朝。 ちょうど梅雨に入る時期にあたります。 ちなみに同じおうし座にあるヒアデス星団は、ギリシャでは「雨降りヒアデス」と呼ばれ 雨季の到来を告げる星とされているそうです。 しかし元天文少年としては、やはり見え始めの時期よりも 「見え方」に注目したいと思います。 自動車メーカーの「SUBARU」のマーク。 これは上の画像のように6つの星です。 この昴=プレアデス星団は、普通の人なら肉眼で5~7個くらいの星が見えます。 空の状態や視力によっては20個くらい見えるとも言われています。 見える個数や形、色などで占ったのかも知れません。 今回の「式年遷宮」では、大修繕が行われました。 したがって御敷地は従来のままで、棟持柱なども旧部材が再利用されています。 125社巡りを始めた頃は、造替と修繕の違いを知らず こういうことにも全く気づきませんでした。 この「違い」については、「裏ばなし」の方でご紹介する予定です。 鎮座地は地元で「杉の森」と呼ばれている丘の上。
付近は古墳地帯なのだそうですが、それらしいものには気づきませんでした。 御敷地が変わっていない点など、2014年に参拝した時の記事をご参照ください。 (過去記事のコピペがバレバレになってしまいますが。。。) 棒原神社2014 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.12 05:24:30
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